非公開ユーザー
鉄・金属|社内情報システム(その他)|300-1000人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
入り口のハードルは高いが革新的な製品
ローコード開発ツールで利用
この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
ウォータフォール型の開発から早く・安くという方向性へ転換するために製品導入した。
GUIを使用してノーコーティングで画面、処理が作成可能であり、細かな処理にはGenxus独自言語を使用するが、パラメータ設定やプラグインで対応可能な部分も多い。
また、設定からソースコードを自動生成してくれるため、単体試験も不要であるため、変更が必要な箇所の設定をGUI上で変更すれば、修正後の動くものが出来上がる。
画面設計において細かな注文を受けることは難しいが、社内向けアプリ等仕様の制約が緩い環境に適応すると考える。日本法人主催の研修にも参加したが、外資系の殺伐とした雰囲気でもなく、マニュアルに沿って基本を学ぶことができた。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
画面処理等でjavescript等の他言語で実装しなければ実現できない処理もあり、
細かな仕様に対応していくと逆に工数がかさんでしまう。
必要以上に工数を掛けないためにあくまでGenexusのパラメータ設定内で上手く仕様をまとめる要件調整力が必要となる。
また、既存システムの資産を再利用してGenexusとハイブリットなシステム環境を構築しようと考えた際に、同一環境に組み込むのは難しいため、APIを分けてサブシステムのように考える必要がある。
GenexusはGenexus言語以外の手動での追加コーディングを推奨しているわけではないため、その辺りのサポートが薄く、どのように実現できるのかのイメージが難しかった。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
成果物を安く、早くつくるという意味で、コーディング時間、単体試験の時間は削減された。また、GUIでパラメータを修正すればすぐに変更後の画面を生成できるため、変更イメージを早期に展開できるようになった。ライセンスは安くはないと感じたが、比較的シンプルな処理のシステムや他のシステムと連携するAPIを大量に作ることが可能と考える。