カトウ アキヒロ
株式会社クイックス|放送・出版・マスコミ|デザイン・クリエイティブ職|100-300人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
ページものDTP制作のスタンダード
グラフィックデザインで利用
良いポイント
Illustratorでも1ファイルで複数ページの作成に対応しているが、ノンブルやツメなどの全ページ共通のアイテム管理や段落や文字のスタイル管理、複数ページにまたがる表作成、Book機能など、ページものの作成にはInDesignはなくてはならないツールと言える。
客先によって異なる組版ルールに対応できる文字組アキ量設定など、高度な日本語組版にもこたえられる。
入出力できるファイルの種類も多いが、DTPの現場としてはInDesignタグやXMLを利用したバッチ組版や、Excelデータからの表作成が良く使われるのではないか。
DTP作業におおよそ必要な機能は網羅しているうえ、データ結合によるデータの一括流し込み、JavaScriptなどによる外部からのコントロールによって効率化・自動化できる範囲が大きいのも魅力の一つ。
改善してほしいポイント
InDesignに限らないが、ドキュメント内のオブジェクトが増えたり、一度に多数のドキュメントを開くといった作業時の動作がやや不安定なところを改善して欲しい。
バージョンアップのたびに起動時間や通常動作が緩慢になっていくため、できるだけPCの更新とバージョンアップを合わせたいが、Adobeのバージョンアップポリシーの変更によって1世代前までのバージョンしか使えないのも地味に困る。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
論文集や出版物など、高度な日本語組版が必要な案件に対応できる。
大量ページかつ規則的なカタログや適応表の組版を自動化できる。
検討者へお勧めするポイント
IllustratorやPhotoshopの使用経験があり、10ページを超す制作物を作る機会が多い場合は導入を検討すべきと思う。