非公開ユーザー
その他製造業|機構・筐体などのメカ設計|50-100人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
実は最速のミドルレンジ3D-CAD
3DCADソフトで利用
良いポイント
某ハイエンド3D-CAD、シェア第一位のミドルレンジ3D-CADと比較しましたが、23,000点ほどのアセンブリを開くのにInventorが最速でした。
各社様の3次元CADに共通しておりますが、グラフィックボードを介した処理はごく一部の機能に限定され、また、CPUのマルチコア・マルチスレッド処理は、日常の設計作業においては、ほぼ意味がないのが実状です。シングルスレッドで最速なCPUでの動作が最適ですが、そもそも昨今ではマルチコア・マルチスレッドのCPUしかありませんのでちょっともったいない使い方になります。
ここ数年では、ユーザーの声を取り込みつつ、多数の改善を行っている様子です。ただ、スマホの機能と同じで、やや出尽くした感がございますので今後の機能増強や改善はなにがでてくるのか期待したいと存じます。
14年ほど使用しておりますが、頭の中の試行を、目に見える形にする、設計ツールとして切っても切れない関係になっております。PDM/PLM領域になりますが、データ管理のアプリケーションとしてAutodesk Vaultを利用してリンク切れなく、プロジェクトを共有・共同作業を社内で実現しています。
改善してほしいポイント
サポートのレスポンスに苦言を呈されている方が多数おられましたが、なかなかに人材のやりくりに苦慮しているように存じます。また、日本中のユーザー様からのサポートを受けており、それはそれで忙しいように感じます。
過去に関東で問い合わせ数ナンバーワンを頂戴いたしましたが、真剣に問い合わせに対応していただき感謝しております。
独特のアプリケーションなので、不明点は多数ありますが、わかってしまえば、無敵とまでは無理にしても大変に有用なツールと存じます。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
文学部出身でしたが、三次元CADであるInventorのおかげで、直感的に視認ができることがなによりのツールでした。
検討者へお勧めするポイント
代理店様にデモをお願いして、ハイエンドなCAD、ミドルスペックでシェアの広い3D-CAD、ミドルスペックのInventorと比較したり、実際に使ってみることをお勧めいたします。慣れてしまえば有用なツールと存じます。パソコンの作業環境としてはそれなりのものが必要ですが、70万クラスの複数のCPUを搭載しているマシンは、CAE解析処理やレンダリング作業以外に無用でございます。30万ほどのクロックの速いPCとnvmeのSSD、最低限のグラフィックボードで問題ないと存じます。2023年現在ではグラフィックボードのメモリが増強されていますので、標準で8GBくらいあるかもしれません。当方はちょっと世代の古いグラフィックボードですが、グラフィックボードのメモリ1GB使わないくらいです。