非公開ユーザー
食料品|製造・生産技術|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
メンテナンス作業の標準化を目指して
設備保全管理システムで利用
良いポイント
毎日の保全活動の記録を、自社で作成したツール(グーグルのスプレッドシート)で運用をしていましたが、リスト選択などの操作をすると他者が見たい画面が見れなかったりするのが課題でした。過去の記録を見ることが、修正(応急処置)方法のヒントを得たり、恒久対策(再発防止)のための原因追及に役立つので見たい情報が簡単にすぐに見れるという点がGOODポイントです。生産性の効率化を求められ、人手不足という環境下では技術の継承が難しい時代になっています。カミナシ設備保全は、新入社員が現場で対応できるように「何をしたらいいか」を効率的に探せるツールです。一人前になるには、知識と経験が必要ですが「知らなくても」「やったことがなくても」対応ができるようになるのが目指すべきありたい姿であり、カミナシ設備保全は標準化を目指すための最適ツールと言えます。まだまだ未完成であるので、カミナシ様と共に作り上げていこうという強い気持ちで使っています。
改善してほしいポイント
開発当初のカミナシ設備保全は、正直言いますとうちでは使いものにならないレベルでした。自社専用の画面が作られるものだと勘違いをしていたのでとにかく要望をたくさん出していました。打合せを重ねていくことで、お互いの考え方が理解し合えた結果、現在は見やすく使いやすいものになりました。現在も改善中なので、現時点での話になります。例えば、過去にこの設備でどんな作業記録があるかを調べる際、「設備一覧」から対象の設備を選択すると「作業記録」の一覧を見ることができるのだが、「作業記録」を選択して詳細を見た後に戻ろうとすると「設備一覧」の画面に戻ってしまう。作業記録を連続で見たい場合にとても不便です。「画面遷移」について使いやすいようにして欲しいです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
毎月実施している部署内の会議で、発生したトラブルの状況を報告していますが、集計作業が面倒であるため担当者は集計することで精一杯になり、集計したデータを活かせていない状況でした。カミナシ設備保全のダッシュボードを使用することで集計作業がなくなりました。そして、どの設備の故障(トラブル)が多いのかが明確になったので、「次に取り組むべき課題」が誰が見てもわかるようになりました。まとめますと、会議で状況報告で終わっていたのが、次回の会議までに取り組むべき課題について話し合うことができるようになりました。優先順位を決めるのに必要な情報が見れるので、客観的な判断ができるようになり、生産性向上に大きく貢献できています。
検討者へお勧めするポイント
設備保全に関するシステムを初めて導入をしたので、他との比較が十分できていません。また、開発段階なので完成品を求める方にはお勧めできないです。ただ、言えることはカミナシ様(ご担当者様)の対応は他にはない「熱い想い」を全員が持っていますので気になる方は会って直接話をされることをお勧めします。ありたい姿を描きながらユーザーと共に作り上げていることを実感していますので、カミナシ設備保全が完成したら胸を張ってお勧めしたいです。