良いポイント
かつて写真家のフィルム現像のように、色味、明暗など細かい調整で自分好みの作品に仕上げるプロセスを
Lightroomはいとも簡単にやってくれる。撮影のファイル設定はJPEGではなくRAWで、あとは自分のイメージに近いプリセット設定をさまざま試みながら、時にアーティステックに、時に商業的にも作り込みす。Adobeのクリエイティブアプリケーションを仕事で愛用するクリエイターなら、フォトグラファーに限らず、だれもがバンドルに含めて契約するべき
ソフト。Photoshopと併用、フィードバックしながら、写真集、出版などフォトグラフィー作品、コマーシャル、販促用パンフにチラシ、人物肖像ポートレートなど自由自在なタッチで、多様な作品を世に送り出すことが可能になった。
もちろんチームで複数のクリエイターが作品プロセスを共有、共同作業することも可能。Adobe Creative Cloudの複数のプランから画像系のものを中心に選べば比較的リーズナブルな価格で、画像クリエイションに不可欠なソフトが使用でき、コストパフォーマンスはすこぶる良い。
改善してほしいポイント
プロフェッショナルなソフトを使いこなすには相応の学習と経験が必要だ。Photoshopよりは編集作業そのものは比較的簡単だとはいえ、マスクを使い色味や露光を調整したり、レイヤーワークの基本を抑えながら、さまざまな処理をするのはやはり一筋縄では行かない。プリセットを増やし、テンプレート作業で、全体の作業がより直感的、簡便にできるようにしてほしい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
20年前の写真業界では考えられないような、低価格で写真集、Photobook,商業コンテンツをつくれるようになり、クリエイティブハウスとしての収支が大きく改善、またSNSでの訴求も強く容易になった。
検討者へお勧めするポイント
オリジナル写真集、フォトブックの出版、発信もとても簡単になった