非公開ユーザー
その他サービス|会計・経理|20人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
「会計データの修正に同期が必要」という仕様が使いやすい。
会計ソフトで利用
良いポイント
この製品の良い点については、
他社のクラウド会計ソフトと比較して、
「同期している状態でしか会計データを修正できない仕様」にあると思う。
(片方は修正できるが、片方はオンタイムでは修正できない)。
例えば、
会計事務所側で修正したデータを「掴んでいる」時は、
顧問先方は「掴む」ことができない。
(仕訳の『閲覧』はできても『追加や修正』はできない。)
それの何が良いのかというと、
例えば、
オンタイムでそれぞれ会計データの更新が可能なソフトの場合、
紙ベースで資料を共有していない場合は、
(例えば、会計処理をしながら、
クラウド上で同一の原始証憑データを見ている場合)
こちらとあちらで仕訳が重複したり、
誤って書き換えてしまったり、
誰がどの仕訳を入れたのかが分かりにくく、
また共有人数が増えれば増えるほど情報が混線し、
「誰がどの仕訳を触ったのか」という、
責任の所在が一見判別できないリスクがある。
それを回避したい場合、
(例えば、関係者が多い、支店が多い、気性が荒い…等)に、
アナログに仕訳をしつつ、クラウド上でデータ共有ができるという、
バランスが秀逸である為、非常にお世話になっている。
改善してほしいポイント
電子申告をするために他社ソフトに会計データを移行する際、
CSVを吐き出す必要があるのだが、
取込先のソフト会社によって、取り込みできる形式が異なる為、
(この行に何を入れて、この列はこれを入れてというような。)
他社の会計ソフトに準拠した書式で、
CSVを吐き出せるような仕様になって貰えると有り難い。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
個人事業主が会計処理を始めたばかりの場合や、
設立したての法人の経理担当者がクラウド会計を導入したての場合、
オンタイムでお互い会計データが変更できる仕様であると、
いつ銀行の通帳を同期したか、
或いは月次処理〆のタイミングの後の仕訳修正や、
経理担当者の会計の知識に左右されやすいと思われる。
そういった場合に、
会計事務所側でイニシアチブが取りやすくなり、
間接的な意味で業務が効率化したように思う。
検討者へお勧めするポイント
もともと手書きやアナログな仕訳入力がメインだったけれど、
すべて仕訳まで自動作成してくれるようなクラウド会計が怖い方(そもそも自動仕訳が不安になる方)には、
アナログとデジタルのバランスが良いのでオススメのソフトです。