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ソフトウェア・SI|製品企画|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
文書作成ソフトウェアの定番、だからこその更なる考慮を…
文書作成で利用
良いポイント
いわゆる「ワードプロセッサ」という呼び名/カテゴリは既に死語かもしれないが、文書作成製品としてデファクトスタンダードの地位にある。文書を作成・成形・整理のためのあらゆる機能を備えている。またそれ以外の画面/ルック&フィールなども非常に詳細な設定操作が可能であり、実際のところ企業においてこの製品を使用していないところはないであろう。但しこの製品が前提としているのは、欧米語タイプライターの文書文化から派生したワープロであり、かつての日本語の「原稿用紙」文書文化とは感覚的に微妙に食い違うところある。
改善してほしいポイント
前項目で記した通り、この製品は欧米ワープロを前提としており、文字の割り付けの感覚など、日本語の原稿用紙文化とマッチしないところがある(かつてはそのようなワープロ製品もあったのだが)。それ故日本のビジネス文書には、悪名高い「Excel方眼紙」が今も幅を利かせており、またそこまで行かなくても、定型フォームのような文書は Word でなく Excel を使う例が(自社の状況を見ても)かなり多い。ないものねだりかもしれないが、日本語文化圏でのビジネス使用を考える場合、そのような点への対処や考慮があってよいかもしれない。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
社内業務における、図やグラフを用いたある程度ボリュームのある文書は、ほぼWordの独壇場となっている。他の Microsoft Office 製品との連携も非常に役に立つ。簡単な書類ならともかく、まとまった量を判り易く、かつ効率的に作成するには、今のところこの製品が最も適している。
検討者へお勧めするポイント
安いという理由で互換製品を使うのは長期的には損。しかし簡単な文書もWordにしてしまうのは、牛刀でニワトリを割くようなもので非効率。Excel文書に走ってしまわないよう、Wordの仕様自体を理解すべき