非公開ユーザー
横河レンタ・リース株式会社|ソフトウェア・SI|その他情報システム関連職|300-1000人未満|ビジネスパートナー|契約タイプ 有償利用
AIと運用ノウハウが詰まった監視基盤
統合運用管理ツールで利用
良いポイント
監視だけで終わらず、検知したアラートから次のアクションにつなげられる機能を備えている点にメリットを感じています。運用改善では自動化や属人化の解消が課題として挙がることが多いのですが、それらをツールを増やすことなく運用プロセスの中で自然に実践できる点が魅力です。
MSP事業者の運用ノウハウをベースに開発されたツールということもあり、AIによるアラート分析やアラート相関、サービスマップなど、現場の運用担当者の目線でメリットを感じられる機能が充実しています。また、ネットワークフロー監視やコンフィグ管理など、ネットワーク運用に関連する機能も一通り揃っており、サーバーやネットワークを含めて一つのツールで管理できるため、複数製品を使い分ける必要がなく、煩わしさがない。
SaaSとはいえオンプレ環境へのゲートウェイの構築などの導入ハードルはややあるものの、環境を一度作ってしまえば、監視の適用や機能の利用は直感的にわかり、難しくないと感じました。
改善してほしいポイント
日本語のローカライズが不十分な点は改善してほしい。英語に抵抗のない運用担当者であれば問題ないが、日本の運用担当者にとっては利用時のハードルになっている。ゲートウェイは幅広いハイパーバイザーに対応している一方、導入手順やドキュメントはVMware中心に作られている印象がある。さらに新バージョン公開直後はドキュメントの追従が間に合わず、構築時に試行錯誤が必要になることがあった。現在、利用中のライセンス数の確認方法にクセがあり利用状況の把握がしにくく、効率的なライセンス管理が難しいと感じた。特に多数の監視対象を管理する環境では、ライセンスの使用状況をより分かりやすく可視化できる機能があるとよいと思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
従来は監視、障害対応、ネットワーク管理を実現するために複数のOSSや専用ツールを組み合わせて検討する必要がありましたが、OpsRampではこれらの機能を単一のプラットフォーム上で実現できました。複数製品の選定や構築、運用ノウハウの習得にかかる負担を軽減しながら、監視から障害分析までを一気通貫で実施できる運用基盤を提供できています。特にAIによるアラート分析や相関分析、サービスマップ機能は障害発生時の状況把握や原因分析の効率化に役立っている。単なる監視製品ではなく、運用品質の向上や運用プロセスの標準化を支援するプラットフォームとして活用できる点に大きなメリットを感じています。
検討者へお勧めするポイント
ITインフラ障害が定期的に発生しているものの、原因が十分に特定できず再発防止まで至っていない環境には適していると考える。特に複数のシステムやネットワーク機器が関係する障害では、アラート相関分析やサービスマップといった機能は有効であることが分かると思います。
繰り返し作業を人的に実施している現場や、自動化していても運用・保守が属人化している現場では、自動化機能による運用負荷の軽減が期待できます。また、運用ミスや設定変更起因の障害が発生し、その都度担当者の経験に依存した調査や対処を行っている現場では、人為ミスの低減や運用の標準化にも寄与できます。さらに、AIによる分析や対処案の提示により、属人化した運用からの脱却や運用高度化を支援できます。
システム停止や性能劣化が売上やサービス品質に直結する環境では、単なる監視ツールとしてではなく、運用品質向上のためのプラットフォームとして検討する価値がある。単純な監視ツールを探している企業にはオーバースペックかもしれないが、監視だけでなく障害分析や運用改善まで求めるのであれば、有力な選択肢となる。
新しいSNMPトラップが発生した際、経験上「大きな問題ではなさそうだ」と判断できる場合でも、内容の解析や対処要否の確認には一定の時間を要していた。OpsRampの生成AI機能はアラート内容の分析や対応方針の検討を支援してくれるため、初動調査の効率化に有効であると感じました。 また、収集したメトリックやイベント情報をもとにアラートの分析結果や対処案を提示してくれますが、分析結果は収集データの品質に依存するため、監視設計やメトリック収集を適切に設計する必要があります。 OpsRampのダッシュボードは自由にカスタマイズできる一方で、作成時には表示すべきパネルの設計に一定のノウハウが必要でしたが、自然言語で可視化内容を指示するだけでよくなったため、作成の手間はかなり軽減できました。