SUSE Rancher Primeの製品情報(特徴・導入事例)

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SUSE® Rancher Primeは、最新のワークロードをどこでも安全に展開、実行、管理できるストレスフリーなインフラストラクチャを提供するコンテナ管理プラットフォームです。コンテナ化されたワークロードを大規模に管理することは、特にビジネスが成長し、インフラストラクチャに対する需要が高まるにつれて、複雑な作業になる可能性があります。 そこで重要な役割を果たすのが、SUSE® Rancher Primeのようなコンテナ管理プラットフォームです。 コンテナ化されたアプリケーションをより効率的に管理し、スケーラビリティ、信頼性、管理の利便性を確保できます。当社のコンテナ管理製品を採用した企業は、セキュリティや信頼性を損なうことなく、競合他社よりも迅速にサービスを構築し、提供することができます。
SUSEはオープンソースに「オープン」を取り戻し、皆様に選択肢を提供することをモットーにしています。SUSE® Rancher Primeは、100%オープンで、安全そして相互運用可能なエンタープライズコンテナ管理ソリューションです。Rancher PrimeはすべてのK8sクラスターに対応しています。Rancher Primeでストレスフリーなインフラ環境を実現しませんか?

ITreviewによるSUSE Rancher Prime紹介

SUSE Rancher Primeとは、SUSEソフトウェアソリューションズジャパン株式会社が提供しているコンテナ製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は4.5となっており、レビューの投稿数は2件となっています。

SUSE Rancher Primeの満足度、評価について

SUSE Rancher PrimeのITreviewユーザーの満足度は現在4.5となっており、同じコンテナのカテゴリーに所属する製品では2位、となっています。

バッジ 満足度 大企業 中堅企業 中小企業
- 4.5 - 4.5 -
レーダーチャート 価格 使いやすさ サポート品質 導入のしやすさ 機能への満足度 管理のしやすさ
3.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0

※ 2025年08月31日時点の集計結果です

SUSE Rancher Primeの機能一覧

SUSE Rancher Primeは、コンテナの製品として、以下の機能を搭載しています。

  • 仮想化

    ホストOS上にアプリケーションとその実行環境をコンテナとして作成し、複数のコンテナでOSカーネルを共有する

  • データセンター

    データをコンテナのコンテンツおよびアプリケーションと統合する

  • アーキテクチャ

    統合を作成し、接続されたコンテナの管理を可能にする

  • 開発者ツールキット

    開発者がソフトウェアを構築し、コンテナの内容を編集するためのツールを提供する オーケストレーション 接続されたクラスタを通じてアプリケーションを実行する

  • コンテナネットワーキング

    コンテナ接続を定義し、負荷を分散し、ルートを整理する

  • パッケージング

    コンテナの内容を変更せずにコンテナ/アプリケーションをグループ化する

  • ファイルの分離

    ファイルシステムのコンポーネントとその状態に基づいてコンテナを分離する

  • ネットワーク分離

    特定のネットワークと接続に基づいてコンテナを分離する

  • アクセス制御

    特定のコンテナまたはデータセットへのアクセスを管理者が制御できる

  • 永続化

    コンテナの中に保存されたデータは、コンテナが終了すると消えてしまいますが、コンテナ外のストレージをコンテナにマウントすることで、仮にコンテナが終了しても保持することできます。また、永続ストレージをコンテナに接続し、データベース全体をホストすることも可能です。

  • 自動スケーリング

    リソース使用料に応じて、アプリケーションのデプロイメントをスケールアップ・スケールダウンすることができます。また、アプリケーションによっては、1つのサービスを構成するコンテナ群を順次アップデートしていく、といったことも1ステップで実行可能で、アップデート後問題が発生した場合でも、1ステップで元の状態に戻すことも可能です。

  • コンテナ配置の設定

    各ノードの状態をみて、一番余裕がある正常なノードに自動で再配置したり、必要なCPUとメモリ(RAM)の量をコンテナごとに指定することも可能です。これにより、ノードに何らかの障害が発生した場合でも、他のノードで処理を継続できます。よって、クラスタ内のワークロードがより最適に配分されます。

  • 自動修復

    自動修復が有効になっている時であれば、ヘルスチェックでノードに異常が検知された場合、ノードの修正プロセスを開始することができたり、コンテナが何らかの理由で終了した場合、同じイメージを用いた別のコンテナをすぐに起動させる方法も可能です。

SUSE Rancher Primeを導入して得られた効果やメリット

ツールは導入するだけでなく、その後どんな影響があったのかが一番重要となります。 では、SUSE Rancher Primeを導入することでどんな効果や、メリットがあるのでしょうか?実際に投稿されたレビューからその一部をご紹介します。

    非公開ユーザー

    株式会社マイクロアド|その他|その他情報システム関連職|300-1000人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済
    投稿日:

    経験が浅くてもKubernetes本番運用が始められる

    コンテナで利用

    良いポイント

    優れている点・好きな機能
    ・Kubernetes初心者でも楽にリソース状況を確認&共有しやすい
    ・UIから管理するK8sクラスタ構築が楽
    ・K8s利用者向けのKubeconfigの共有と、利用者ごとの権限設定が楽

    その理由
    ・RancherのWeb UIは、kubectlに精通しなくても俯瞰&ミクロ的にリソースを確認できるところが良い
    ・Rancher Monitoringにより、Grafanaのダッシュボードが用意されていて監視も始めやすい。また、Rancher Prime Observabilityを使うことでより踏み込んだ監視もできそうで期待できる
    ・Web UIからPod内にshellで操作することも出来るのでトラブルシューティングの際にも役に立った

    ・オンプレの場合でもノード上でコマンドを実行するだけでRKE2/K3sを用いたK8sクラスタの構築がとても楽
    ・UI使わずにTerraformを使った構築も可能

    ・(他にもあるが)GitHub Enterprise Server認証を利用することでローカルアカウント管理が不要
    ・さらにGitHubのTeam単位に権限を付与出来るのでアクセス制御も実施しやすい

    続きを開く

    非公開ユーザー

    情報通信・インターネット|その他専門職|100-300人未満|ビジネスパートナー|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済 利用画像確認 販売関係者
    投稿日:

    Kubernetesクラスター管理にはコレ!

    コンテナで利用

    良いポイント

    ■優れている点・好きな機能
    ・Kubernetesのプロビジョニング機能とバージョンアップ機能
    Rancherからプロビジョニングすると、単にプロビジョニングするだけではなくKubernetesのバージョンアップまでボタン一つで可能になります。
    Kubernetesは年に1回はバージョンアップをするのがお勧めですが、ターミナルやコンソールでのバージョンアップ作業は神経を使う作業です。RancherであればUIから選択するだけで希望のバージョンにアップグレードできます。
    ・ドリルダウンのUIと関連リソース表示機能
    これは機能ではありませんが、トラブルシューティングに役に立ちます。ドリルダウンしていったり、関連リソースから飛んでいけるのは無茶苦茶助かります。
    ・Rancher PrimeのSUSE社のサポート
    Kubernetesの事を聞けるというのはなんと言っても心強い。オープンソースのKubernetesは基本的にサポートはありませんが、Rancher PrimeではRancherのみならず関連サードパーティーのソフトウェアについても聞くことができるのは大きいです(対象には制限があります)

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