非公開ユーザー
電気・電子機器|プログラミング・テスト|1000人以上|IT管理者|契約タイプ 有償利用
信頼できるOS
OSで利用
良いポイント
HPC向けのシステムを構築する際、システムソフトウェアのOSとしてRHELを採用した。複数のハードウェアアーキテクチャ(例としてはARM)をサポートしており、オープンソース開発としての標準化活動にも積極的な姿勢が見られることが良いポイントである。
改善してほしいポイント
バージョンごとの非互換情報を把握するのに、やや難しい面がある。例えば、RHEL8.3とRHEL8.4の間には非互換があるが、事前のペーパー調査だけでは影響をつかみきれず、実機を構築してから初めてわかる非互換影響があった。非互換が致命的な場合、前のバージョンへの切り戻しなどを行うことになるため、影響が大きい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
システムのアーキテクチャを変更する場合、通常はシステムソフトも、変更後のアーキテクチャに合わせたものを新規に開発する必要がある。しかし、RHELは複数のアーキテクチャに対応してディストリビューションが開発されているため、変更後のアーキテクチャにおいてもそれに合わせたRHELを導入することで、以前のアーキテクチャ上で開発されたソフト資産を有効に活用することができ、工数削減が実現できた。