堀田 俊則
株式会社コムデザイン|デザイン・製作|経営・経営企画職|20人未満|ユーザー(利用者)
工業デザイン向けとしてスタンダード
3Dデザインで利用
この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
高度なサーフェイスモデリングを比較的低価格で実現している。空間に3Dのラインを引いて、それをベースに面を貼ってという作業が行いやすい。賛否はあると思うがAutoCADのコマンドラインと同様のものがあり、そこを見ながら設定やオプションを指定できる。ショートカットもAudoCADと同様の考え方であり、私はAutoCADから乗り換えたこともあって移行しやすかった。
最近標準のレンダラーがCyclesベースになっていて随分と質が向上したり、造形をプログラムできるGrasshopperも最初から使えるようになったりと機能も充実してきている。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
ヒストリー機能が実装されてきているが、パラメトリックは3D CADに慣れていると、修正や変更に弱いのでそのあたりを強化してほしい。3ボタンマウスのボタン割り当ても3D CAD系で一般的になった操作方法と違っている。設定である変更できるのだが、インターフェイスやユーザー体験が少し古いままになっているように感じる。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
3Dの造形をするときにRhinocerosでしか実現できない、またはRhinocerosでは簡単になることが多い。自分の思い描く形を3Dにできるようになる(随分と使い込む必要はあるが)。
検討者にお薦めするポイントがあれば記入ください
近似の機能、値段ではFusion360になるかと思うが、Rhinocerosは買い切りになる。3D CADは使えるようになるための最初の1段が高いように思うので、周囲に使っている人と合わせて、教えてもらったり一緒に勉強できるようにすることが上達への近道。