非公開ユーザー
情報通信・インターネット|宣伝・マーケティング|300-1000人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
デジタルの仕事をするなら避けては通れないデータ
競合サイト分析ツールで利用
良いポイント
競合に限らずあらゆる「他社の」ウェブサイト・アプリのアクセス数やユーザー数を一瞬で調べられる。統計データであるため鵜呑みにはできないものの、自社と競合のアクセスにどのくらいの差があるのか、競合のアクセスは伸びているのか落ちているのか、といった相対的な評価をすることにおいては問題なく使用できます。(他に代替手段がほぼないので、Similarwebの数値を基準におかざるを得ないとも言えます。)
また、「競合」に主眼をおくだけでなく、流入キーワードやページごとのPVのデータも見れるので、「他社サイトで人気のコンテンツ=ユーザーの興味関心」という観点でユーザー理解のためにも使えることが大きいです。
加えて、使いやすさ、読み込みの速さも好印象で、そもそもデータを見ることに時間をかけていては意味がないので、ほしいデータやちょっとした疑問が出たときに数十秒で参考データを得られる、という点も個人的には大きなメリットだと思っています。
改善してほしいポイント
技術的に難易度が高いのはわかりますが、スマホアプリ関連のデータ・機能は今後もっと拡充をしてほしい。また、エリアや属性データが性別・年代くらいまでしかわからないので、ここもより拡充されるともっと便利になると思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
Similarwebを使う前は競合の事業規模やユーザーの興味関心について調査したいとなった際、ネット上で様々な情報収集を行う時間がかかったり、場合によってはリサーチ会社などでコストをかけて調査することもありました。すべてではないものの、こういった従来の手間や余計なコストがかかる調査がほとんど必要なくなったことが定量的な効果としては大きいと思います(従来の調査工数・コストが年間で300~500万円ほどは削減できている試算)。
また、副次的な効果として「あの競合は○○広告にコストを投下しはじめているよね」「最近この業界だとこういうコンテンツが流行ってるよね」というトレンドデータが社内で自然と共有されるようになり、チーム全体のデジタルリテラシーが向上し、戦略や施策を練る時にも客観的な情報をもとに議論ができるようになった、というのも感覚的には大きく、憶測や経験、主観のみをぶつけあうより議論の時間も短く、施策の成功確率も上がっていると感じています。
検討者へお勧めするポイント
競合や市場調査に時間とコストがかかっている、または調査ができていないために「何を改善したらいいのかわからない」という状況に陥っている企業は必ず有効活用できると思います。
また個人的な経験上、Similarwebというとデータ精度が云々という議論を山ほど目にしてきました。もちろん精度が完璧でないことを理解したうえで相対値の分析に用いる、鵜呑みにしない、といったことに気を付けて使う必要はありますが、これは使用者側のデータリテラシーの問題だと思います。GAでさえ精度が完ぺきという時代ではなくなりましたし、日々業務で触れているデータや情報も精度が十分でなくても統計値として参考として使われているものなどいくらでも存在するので、SimilarwebだけがGAとのデータの差を言われ続けるのは非常に違和感があります。Similarwebの精度云々でネガティブなことを言うのはだいたいたちの悪いマーケコンサルの印象操作か、デジタル戦略上の課題が露見することから目を背けたい人の言い訳でしかないと思うので(個人的な意見ですが)惑わされないように気を付けたほうが良いと思います。