非公開ユーザー
金融商品取引|法務・知財・渉外|20人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
ローコストで自由度の高い設計が可能
ワークフローシステムで利用
良いポイント
コロナ禍の初期に導入しました。コロナ禍前から電子化を検討していたところで導入への機運が加速しました。
幾つかのSaaSワークフロー製品を比較して、
・ユーザー画面の見やすさ
・ルート設計の柔軟性
・組織管理の柔軟性(世代管理など)
が導入の決め手になりました。
若干、特殊なルート設計が多いことと、兼職が多いことで設計に時間がかかると思っていましたが、複雑なことをしようとすると少し癖があるとは思いますが、単純なルート・分岐であれば、直感的に画面を見ながら検討できるレベルだと思います。
20人弱の小組織なので、導入までにはおおむね2か月程度の試行錯誤を担当1人でこぎつけることができました。
ユーザー画面の見やすさもあって、導入時にはIDなどを配るだけでユーザー側では直ぐに利用できるようになり、システム操作上の特別な質問は出ませんでした。
改善してほしいポイント
入力画面において入力値を固定させるためにドロップダウンリストを設定するときには、システムに任意のリストを作成して活用することができるのですが、そのリストは直接ドロップダウンリストとしてテキストで設定画面上で固定する方法と、簡易DBを作成して選択する方法があります。後からリストを修正しやすくするには後者の設定を選択したいのですが、簡易DBは10件のDBしか持てない制限があります。
この簡易DBの数を増やしてもらうと、選択肢が変わりうるドロップダウンリストをもっと積極的に設定できるので、管理上で非常に楽になると思っています。
また、自由度が高い反面だと思いますが、検索で思ったように書類がヒットしないことがあります。
(もう少し検索画面が使いやすいといいとは思いますが、機能としての検索は十分です。)
これはユーザー側の問題なのですが、適切なWordを入力してもらえないと当然検索にヒットしにくくなります。
そのためにある程度の範囲に入力値をコントロールしたいのですが、その観点からもドロップダウンリストの活用がもっとできると良いと思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
稟議等の電子化ですから、基本的に紙管理が減りました。
当社では押印申請に利用しているので、紙自体をゼロにはできませんが、激減のレベルです。
ただ、それ自体はどのSaaSワークフローシステムを利用しても実現できると思います。
注目すべきは、20人程度の小組織とはいえ、システム管理者でもない者が、一人で、ワークフロー設計を完了させ、設定を行い、期中運営も行うことができているという点です。
大組織になれば専担者は必須であると思いますが、それでも兼任等で十分対応できるレベルの業務量に収まるかと思います。
やはりユーザー画面の見やすさ、使いやすさが物を言っていると思いますので、SaaSの優れた点である追加の機能充実はどんどんして欲しいですが、ユーザー画面の見やすさは死守してほしいと思います。
検討者へお勧めするポイント
中小規模の組織で、将来的にも拡大を志向する場合には、小さく生んで大きく育てる感じができると思いますので、お勧めできると思います。専担のシステム管理者がいれば、API連携なども可能ですので、より活用度が高くなると思います。
TDCソフト株式会社
OFFICIAL VENDERTDCソフト株式会社|Styleflow担当
レビューをご投稿いただきまして誠にありがとうございます。 ルート設計の柔軟性や画面の見やすさ等のご評価いただきありがとうございます。 今回いただきましたドロップダウンリストと書類検索に関する改善ポイントに関しましてはご要望として、 社内に共有し検討させていただきます。 その他、ご要望や不明点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 今後ともStyleflowをよろしくお願いいたします。