非公開ユーザー
繊維工業|社内情報システム(開発・運用管理)|300-1000人未満|IT管理者
コストパフォーマンスが高いUTM
UTMで利用
良いポイント
統合脅威管理製品(UTM)の中では、安価でありながらも、多機能だと思います。機能もライセンスを変更することで容易に追加することができます。それぞれの機能は、自社ですべて開発しているものではなく、他社の機能を取り込んでいるため、それぞれの機能も非常に優秀だと感じました。また、ログを見るときは、専用のツール(Dimension)があり、分析やレポートを出力することが可能です。
バージョンアップも非常に簡単で、新しいファームウェアをダウンロード、クライアントツールからアップすることで、冗長構成を組んでいる場合、正副を切り替えながら、瞬断程度で実施できました。
保守終了に伴い、後継機種に入れ替えた際も既存の情報を容易に引き継ぐことができました。
改善してほしいポイント
基本的な利用をしている限りだと、改善してほしいポイントはありません。
運用管理を強化していくという点では、管理ツール(WatchGuard System Manager)のHostWatch、Firebox System Managerの情報やDimensionのレポート内容が分かりづらい。内容を調べようとすると、Web上の情報が少なく、WatchGuard のドキュメントやサポートだよりになる。そのため、もう少しパートナーの強化や日本のエンジニアによる情報発信などをして貰えるとありがたい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
グループ企業もこのUTMを経由してインターネットにアクセスしているのですが、WEBフィルタリングやウィルススキャンなど各社で個別で製品が購入できないときに、UTMの機能で一定レベルのガバナンスを利かせることができました。また、VPNの機能も有していたため、コロナの時はVPNを有効にすることで、容易にリモート接続できる環境を準備することができました。各社様々なUTMがあり、価格を比較したときに非常に高価なものが多かった中、価格面と機能面で十分な役割を果たしてくれています。