吉田 陽一
フリーランス|放送・出版・マスコミ|デザイン・クリエイティブ職|20人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
安定性が高くユーザーの教育コストが低い世界標準のOS
OSで利用
良いポイント
Widnows10の優れている点は、過去のWindowsとUIの互換性を最大限維持していること、ソフトウェアや周辺機器の互換性も原則保ち続けていること、そしてWindows系列のOSのユーザーが多いことは習熟のための教育コストを低く抑えることが可能だ、ということです。
企業が業務でPCを使う際、Windows10は上記の3点で大きなメリットを持っていると考えます。
改善してほしいポイント
欲しい機能として、Windowsアップデートでときおり発生するトラブルについてできる限り回避するような仕組みです。
理由として、以前のバージョン(Windows7)を使用している際、たまたまファイル転送中でCドライブの空き容量がほとんどないタイミングの夜間にWindowsアップデートが開始されたことがあります。その時はシステムが壊れたようで様々な回復方法を試してもどうしてもOSの起動ができませんでした。その際は結果としてOSの再インストールを行うに至ってしまい、かなり手間を取られました。
現在使用中のWindows10では幸いそのような事態に遭遇しておりませんが、ときおりWindowsアップデートでのトラブルの発生と対処についてニュースになっているようなので、引き続きトラブルの発生について事前チェックでできる限り回避することと、発生後の回復する仕組みについて担保されるようお願いしたいと考えます。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
解決できた課題としては様々な環境で動作している分、トラブルも多様なものになりがちですが、反面、大量の知見が蓄積されているため、目の前で発生しているトラブルはすでに誰かが経験し解決したものである可能性が高いということです。
例えば仕事の依頼で他の企業のオフィスに出向いて作業する際、持ち込んだ端末で企業の公開ネットワークに接続した際、ネットワーク接続関連やファイル転送のトラブルが発生し対処しなければならないことがあります。
その際、OSがWidnows10であれば自分の知識に加え、インターネット上で公開されているトラブルシューティングに関する知見も広く参考にできるため、スムーズに問題が解決したことがありました。限られた作業時間内で問題が解決できるのも、やはりメジャーなOSならではだと考えています。
検討者へお勧めするポイント
IT管理者としての導入に関わった際の印象ですが、Windows10がプリインストールされて販売されている機材について、本体価格は比較的低廉なものが多い印象があり、限られた予算内でその分をメモリやストレージなどにコストを掛けることで、総合的にユーザーの使い勝手を向上させられるメリットがあると考えています。