【2025年】APMツールのおすすめ10製品(全18製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
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CA Application Performance Managementとは、Broadcomが提供しているAPMツール製品。レビュー件数は0件のため、現在レビューを募集中です。
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ネットワークの管理に必要なソリューションを1つのソフトウェアで網羅した、コストパフォーマンスの高いネットワーク管理ソフトウェアです。ネットワーク監視、ネットワークトラフィック解析、ファイアーウォールログ解析、ネットワーク機器コンフィグ管理、アプリケーション性能管理、IPアドレス管理、スイッチポート管理などネットワーク管理を効率的に行う豊富な機能を備えています。 複雑な企業ネットワークの運用管理業務を効率化します。
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Applications Managerは、アプリケーションの監視と管理を行うツールです。サーバーやミドルウェアにおける性能、可用性などを監視し、アプリケーションの問題を早期に検知して解決の手助けをします。Webアプリケーション、データベース、サーバー、および仮想化インフラストラクチャーをサポートし、ユーザー視点の応答時間の可視化、さらには処理の遅いプログラムやクエリの特定まで実現します。 ご質問や製品の詳細説明をご希望の方は、以下のページよりお気軽にお問い合わせください。 【オンライン相談お申込みページ】 https://www.manageengine.jp/online_meeting?itreview
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Sumo Logic Enterprise OperationはAPM、オブザーバビリティを提供するSaaSです。モダンなアプリケーションのログ、メトリクス、トレースを取り込み、可視化、監視、分析を実現します。モダンアプリケーションの開発、運用の効率が向上します。 ■主な機能 ・アプリケーションパフォーマンス監視(APM) ・リアルユーザーモニタリング ・分散トランザクショントレーシング ・原因分析(Root Cause Analysis) ■主な特徴 ・短期間で導入、利用開始可能なSaaS ・ログ・メトリクス・トレースの容易な取り込み ・高いスケーラビリティ ■主なお客様 ・Automation Anywhere、Okta、PagerDuty、Pokemon、SAPなど(アルファベット順、敬称略)
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Catchpointは、世界3000以上の拠点に計測ノードを展開する、業界最大規模のインターネットパフォーマンスモニタリング(IPM)サービスです。 Microsoft、Google、Apple、Oracle、Facebook、TikTok、IBM、SAPをはじめとするグローバルなIT企業やVerizonなどの通信事業者、さらにはECサイト、製造業、金融機関など、多種多様な業種で利用されています。 他サービスとの決定的な違いは、実際にユーザーが存在する都市や地域で、そこで使用されている回線を用いて計測・監視を行う点です。 一般的なクラウドプラットフォーム上の監視サービスでは、実際のユーザーが感じる速度や可用性とは異なる値が得られたり、プラットフォーム自体が障害を起こした際に監視・通知が止まってしまうといった問題があります。 一方、Catchpointはクラウドプラットフォームとは別のデータセンターで運用されているため、プラットフォーム障害を的確に検知し、確実にアラートを発信できます。 また、世界最大級のBGPプローブを保有しており、BGPやTCP、DNS、HTTPSといったフルスタックでの監視計測が可能です。 これらの特長により、Catchpointはグローバルなビジネスを支える信頼性の高いパフォーマンス監視基盤として、多くのお客様から選ばれています。 国内ではSpelldataが代理店として計測センターを運営しており、札幌、新潟、東京、名古屋、大阪、福岡の6都市をカバー。 各計測センターでは、NTT・KDDIの光回線、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4大キャリア回線に対応し、24時間365日、自動でサービス速度や障害発生の有無を監視します。 万が一、障害が発生した場合には原因を迅速かつ的確に特定し、MTTR(平均復旧時間)の大幅な短縮に貢献します。
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SaaS型フルスタック監視ツール 無料プランで外形監視、サーバー監視、ログ監視、APM、ネットワーク監視、NetFlow分析を提供。 人気の理由は、とにかく簡単、しかも低価格。 国内累計4,000サインアップ、世界累計12,000カスタマー突破! Site24x7は「サイトトゥエンティーフォーセブン」と読みますが「サイトニーヨンナナ」でもOK。
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APMツールの基礎知識
APMツールとは、社内システムやWebサービス、アプリケーションなどの稼働状況(パフォーマンス)やトランザクションを可視化し、モニタリングするツールです。障害が発生した際には、アラートを発信し、迅速に原因を特定できます。
近年、企業のシステム基盤はIaaSなどのクラウド、仮想化環境、オンプレミス環境などに分散し、これらは緊密に連携し合うことで複雑に絡み合っています。同時に、システムの運用管理もますます複雑化し、負荷が増しています。そのため、これらのシステムの稼働状況を1つのツールで一元管理し、運用管理の負担を軽減するためにAPMツールが導入されています。
また、APMツールを用いてWebサービスやアプリケーションのパフォーマンスを監視し、障害時の原因を素早く特定し対策を講じることで、サービスレベルの向上にも寄与します。
APMツールの定義
・Webアプリやソフトウェアのパフォーマンスと応答時間を監視/追跡する
・パフォーマンスのベースラインを作成し、パフォーマンスの変動を管理者に通知する
・パフォーマンスを明確に把握できるよう、視覚データを提供する
- APMツールの機能一覧
- 基本機能
- APMツールの導入メリット
- システムパフォーマンスの可視化
- ユーザーエクスペリエンスの向上
- トラブルの早期発見・対応ができる
- 開発効率の向上
- APMツール導入に伴うデメリット・注意点
- コストと運用負荷
- 導入効果の検証と継続的な改善
- パフォーマンスとセキュリティへの影響
- APMツールの選び方・比較ポイント
- 導入目的を達成できる機能が備わっているか
- 必要な監視範囲をカバーしているか
- 使いやすさとサポート体制は万全か
- コストと導入効果が見合っているか
- APMツールの価格・料金体系
APMツールの機能一覧
基本機能
機能 |
解説 |
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メトリックダッシュボード | 応答時間や負荷といったアプリケーションのパフォーマンス状況を視覚的に表示する |
アラート | パフォーマンスがベースラインを下回った場合、メールやデスクトップ通知などで即時に警告する |
包括的な追跡 | クラウドも含め、ホストされている場所に関係なく、全アプリケーションを追跡できる |
トランザクション/トポロジー分析 | エンドツーエンドの可視性を提供し、トランザクションの全てのステップの詳細を示し、機能の最適化や改善に役立てられる |
APMツールの導入メリット
APMツールを導入することで、システムパフォーマンスの可視化やユーザーエクスペリエンスの向上が期待できます。さらに、トラブルの早期発見・対応や開発効率の向上にもつながり、業務全体の最適化を図ることが可能です。
ここでは、APMツールの導入メリットを解説します。
システムパフォーマンスの可視化
APMツールを導入するメリットの一つ目は、システムパフォーマンスの可視化です。
開発者や運用チームは、アプリケーション全体の動作状況をリアルタイムで把握できます。複雑なシステムでも、トランザクションの速度、リソースの使用状況、エラー発生率などの重要な指標を一目で確認可能です。
例えば、データベースへの問い合わせ、外部APIとのやり取り、マイクロサービス間の通信など、システムの細部に至るまで、その動きを明確に捉えられます。これにより、システムのどの部分でボトルネックや遅延が発生しているのかを特定しやすくなります。
さらに、過去のデータと現在の状況を比較分析することで、パフォーマンスの長期的な傾向を把握し、将来的な問題を予測することも可能です。
ユーザーエクスペリエンスの向上
APMツールの導入は、ユーザーエクスペリエンスの向上につながります。
APMツールを活用することで、ユーザーが実際に体験しているアプリケーションのパフォーマンスを詳細に把握し、改善につなげることが可能です。ユーザーの地理的位置、使用デバイス、ブラウザの種類など、多様な条件下でのエクスペリエンスを分析できます。
また、ページの読み込み時間やアプリケーションの応答性など、ユーザー体験に直結する要素を継続的に監視・改善することで、顧客満足度を高めることが可能です。また、ユーザージャーニーマップを作成することで、アプリケーション内のどの段階でユーザーが離脱しているかなどを視覚的に把握し、具体的な対策を講じられます。
さらに、APMツールはパフォーマンスとビジネス指標の相関関係を分析する機能も備えています。これにより、決済プロセスなど、ビジネス上の重要なトランザクションのパフォーマンスを重点的に監視・最適化することが可能になります。結果として、ユーザー体験の向上はビジネスの成功、ひいては顧客ロイヤリティの向上につながるでしょう。
トラブルの早期発見・対応ができる
APMツールを導入することで、システムやアプリケーションの不具合や障害を迅速に検知し、対応することが可能になります。
APMツールは、システム全体を常時監視し、エラーの急増、特定処理の失敗、リソース使用量の異常などを検知した場合、即座にアラートを発信します。これにより、管理者や運用チームは迅速に状況を把握し、対応できるでしょう。
また、APMツールはトラブルシューティングにも有用です。パフォーマンス低下の原因を詳細に分析し、コード、インフラ、ネットワークなど、多角的な調査を可能にし、問題の核心を突き止め、的確な対策を実行できます。
さらに、APMツールは問題の未然防止にも貢献します。システムの挙動を常時監視し、負荷テストと組み合わせることで、潜在的な問題を事前に発見し、具体的な対策を打つことができます。これにより、システム停止のリスクを低減し、サービスの安定性を維持できるでしょう。
開発効率の向上
APMツールは、開発したシステムやアプリをスムーズにリリースし、効率よく運用するために役立ちます。
開発中のシステムやアプリを本番環境(実際にユーザーが使う環境)にリリースするまでの流れを自動化する「CI/CDパイプライン」にAPMツールを組み込むことで、品質管理を自動化できます。開発者は、実際にユーザーがシステムやアプリを使った時のパフォーマンスデータを確認できるので、問題点を見つけやすく、改善しやすいでしょう。これにより、開発チームと運用チームが協力しやすくなり、開発から運用までの一連の流れがスムーズになります。
また、APMツールは、システムやアプリがどのくらいリソース(CPUやメモリなど)を使っているかを細かく分析し、最適なリソース配分や、クラウド環境のリソースを自動で調整する機能も持っています。
加えて、繰り返し発生する問題を自動で修復する機能や、パフォーマンスレポートを自動で作成する機能も備えています。これにより、担当者の負担を減らし、より重要な業務に集中できるようになるでしょう。
APMツール導入に伴うデメリット・注意点
APMツールを導入する際には、コストや運用負荷、パフォーマンスへの影響など、考慮すべき点があります。
ここでは、APMツール導入に伴うデメリットと注意点を解説します。
コストと運用負荷
APMツールの導入は、製品ライセンス料やサブスクリプション料金に加え、導入時のインフラ整備、スタッフのトレーニング費用など、多岐にわたるコストを伴います。運用開始後も、保守・アップグレード費用やサポート契約料などが継続的に発生するため、特に中小企業にとっては大きな負担となるでしょう。
また、APMツールの効果的な活用には専門知識が必要であり、習熟には時間と労力を要します。導入初期には一時的な生産性低下も懸念点です。さらに、既存システムとの連携により、システム構成が複雑化し、管理の難易度が上がる可能性もあります。
これらのコストと運用負荷を十分に考慮し、自社の状況に合わせた適切な製品選定と導入計画、運用体制の整備が重要です。
導入効果の検証と継続的な改善
APMツールの導入効果を最大化するには、継続的な検証と改善が不可欠です。
まず、導入目的を明確にし、システムの応答時間やエラー発生率などの具体的なKPIを設定します。定期的にKPIを確認し、ツールの効果を評価することで、当初の期待に沿った成果が得られているか判断できます。期待通りの結果が得られていない場合は、ツールの設定見直しや、場合によっては別のツールへの切り替えも検討が必要です。
また、ツールの使用状況や成果を関係者と共有し、意見交換を行うことも重要です。これにより、新たな課題や改善点を発見し、ツールの活用方法をより効果的に使えるよう工夫できます。さらに、技術の進歩やビジネス環境の変化に応じて、新しいツールや機能の導入も検討しましょう。
パフォーマンスとセキュリティへの影響
APMツールの導入は、システムのパフォーマンスとセキュリティに影響を与える可能性があります。
パフォーマンス面では、APMツール自体がシステムリソースを使用するため、高負荷時にはアプリケーションの動作速度に影響を与えるでしょう。
セキュリティ面では、APMツールが収集するデータの取り扱いに注意が必要です。これらのデータには機密情報が含まれる可能性が高いため、厳重な管理が求められます。
また、APMツールが収集する情報は、個人情報保護法やGDPRなどの規制対象となる場合があるため、法規制への準拠も重要です。
APMツールの選び方・比較ポイント
APMツールを選ぶ際は、目的や必要な機能、監視範囲、使いやすさ、サポート体制、コストなどを比較検討しましょう。
ここでは、APMツールの選び方と比較ポイントを解説します。
導入目的を達成できる機能が備わっているか
自社システムが抱える課題を明確にし、それらを解決できる具体的な機能がAPMツールに備わっているかを確認しましょう。ツール導入後の有効性を高めるには、実際にツールを使用する管理者や現場のユーザーの意見を聞くことが大切です。彼らのニーズを理解し、それに応える機能を持つツールを選ぶようにしましょう。
例えば、外部ツールとの連携に課題がある場合は、各ツールの応答時間を測定できる機能が不可欠です。また、システム全体の監視が必要な場合は、アプリケーションだけでなく、サーバーやネットワークの監視機能も備えたツールが適しています。
多くのAPMツールは、無料トライアル期間を設けています。この機会を活用して、実際の環境で試用し、自社の課題解決に役立つかどうかを検証するのがおすすめです。これにより、ツールの機能が自社のニーズに合致しているかを実感できます。
必要な監視範囲をカバーしているか
APMツールを選ぶ際は、監視範囲が自社のニーズに合致しているかが重要です。理想的なツールは、ユーザー体験からアプリケーション、ミドルウェア、ネットワーク、データベース、さらにはOSやハードウェアまで、システム全体を包括的に監視できます。
具体的には、フロントエンドからバックエンド、データベースまでのアプリケーションスタック全体をカバーし、トランザクションを詳細に追跡できることが望ましいでしょう。同時に、サーバーやネットワークといったインフラ部分の監視機能も重要です。
さらに、自社の課題解決に直結する監視項目を網羅しているかどうかもポイントになります。レスポンスタイムやエラー率、リソース使用率など、パフォーマンスを評価するための様々な指標を詳細に監視できるツールが理想的です。Webアプリケーションやモバイルアプリ、インフラなど、自社が重視する領域をしっかりとカバーしているかを確認しましょう。
使いやすさとサポート体制は万全か
APMツールを選ぶ際は、使いやすさとサポート体制も重要な判断基準です。直感的なユーザーインターフェースで、利用者のスキルレベルに合ったツールを選びましょう。
ツールの運用には専門知識が必要ですが、充実したサポート体制を持つサービスを選ぶことで、運用代行サービスや他社のノウハウも活用できます。海外製のツールの場合、運用代行サービスを提供する企業も多く、複数の業者のサポート内容を比較検討することで、自社に最適なサービスを見つけられるでしょう。
導入後のサポートも重要です。専門スタッフによる継続的なサポートがあれば、ツールを最大限に活用できます。費用面も考慮しつつ、自社運用と比較検討し、効果的な運用体制を選びましょう。
コストと導入効果が見合っているか
APMツールを選ぶ際は、コストと導入効果のバランスが重要です。高機能なツールは高額ですが、最近ではコストパフォーマンスに優れたツールや、必要な機能のみを選択できるツールも増えています。これらのツールは、予算を抑えつつ、自社システムに最適な監視体制を構築し、長期的な運用を可能にするでしょう。
また、料金体系にも注目しましょう。サブスクリプション形式や従量課金制など、様々なモデルがあります。自社の運用形態に合わせて最適なものを選ぶことが大切です。特に従量課金制は、使用量が増えるとコストが膨らむ可能性があるため注意が必要になります。
コストパフォーマンスを見極めるには、段階的なアプローチが効果的です。まず、自社の要件とツールの機能を比較し、候補を絞り込みましょう。次に、ベンダーと詳細な予算感について話し合い、導入初期から運用に慣れるまでの費用を見積もり、総合的な費用対効果を評価することが重要です。
APMツールの価格・料金体系
APMツールの価格・料金体系は、監視対象のサーバー数、アプリケーション数、トランザクション量、ホスト数、コンテナ数などによって異なります。一般的には、小規模向けで月額数百円から数千円、中規模向けで数千円から数万円、大規模向けで数万円から数十万円以上の価格帯になります。
料金体系は、月額固定制、従量課金制、ティア制など、ベンダーによって様々です。無料プランやトライアル期間を設けているツールもあるので、実際に試してから導入を検討できます。
APMツール選びの際は、必要な機能や監視対象、予算などを考慮し、複数のツールを比較検討することが重要です。
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