構成管理の基礎知識
ソフトウェア構成管理とは、情報システムの設計・開発・運用・保守の各フェーズを通じて、ソフトウェア構成や全ての変更や修正を管理し、必要に応じて過去のバージョンの成果物を取り出すことができる。
機能としては、ソフトウェアの変更管理・構成管理、開発から承認プロセスのワークフロー管理、プロジェクト管理などをあり、プロジェクトの見える化や開発プロセスの最適化が実現できる。
構成管理の機能一覧
基本機能
機能![]() |
解説 |
構成識別 |
ソフトウェアの製品/ビルドのインスタンスやバージョンを個別に識別し、ビルドの再構成や構造化を行うたびに、ソフトウェアの状態全体のスナップショットをキャプチャーして履歴として保存する |
構成制御 |
内部変更プロセスを形式化し、ユーザーは各変更が完全に承認/記録されていることを確認しながら、ソフトウェアに変更を加えられる |
構成ステータスの監視 |
アプリケーションやシステムの各インスタンスのステータスを監視する |
自動構成 |
障害が発生した場合などに、アプリケーションやシステムを自動的に目的の状態に再構成できる |