12VPNの製品情報（特徴・導入事例）

ITreviewによる12VPN紹介

　12VPNは2007年、香港で開始されたVPNサービスです。企業の規模は小さいですが、中国のネットワーク規制に特化した業者なため、独自のノウハウを生かした運営をしています。

　中国サイトと海外サイトの両方を閲覧する方には特におすすめの業者になります。以下では、特徴や料金などを紹介します。

12VPNの5つの特徴

・中国から直接海外サイトに飛ぶことが可能
　中国当局は、中国共産党などの影響で、海外サービスへのアクセスやそれを回避するためのVPNなど、多くのネットワークを締め出しています。2017年春までに中国に許可を得ていないVPNは全て違法であり、かなり強固な情報規制をかけていることが分かるでしょう。

　しかし12VPNに関しては少し例外的です。というのも、まだ規模が小さいせいか、当局の規制頻度が低く、仮に規制対象となったとしてもサイトやドメインの移転によりうまくく切り抜けている印象があります。

・中国対策でさまざまなプロトコルに対応している
　速度を落とさずにファイアウォールを潜り抜ける「Shadowsocks」や、自動的に、中国のWebサイトを閲覧している際はVPNがオフになり、中国外のWebサイトを閲覧するときだけVPNがオンになるという画期的な機能を盛り込んだ「OpenWeb China」、さらにはルーターから接続するための「SmartDNS」など多くの対中国対策のプロトコルに対応しています。

・中国の支払い方法に対応
　日本のクレジットカードや決済用銀行口座は、在日を前提としており、海外に在住している人は作れないケースがあります。その点、12VPNは銀聯カードやWeChat支払いにも対応しているため、現地での決済が可能です。

・chromeの拡張機能を使用して利用できる
　chromeを使用し、プロキシサーバから国外のIPアドレスを用いて、別のブラウザを立ち上げ中国国内のIPからサイトを閲覧するという使い方ができるため、すり抜けることができます。

・使用台数の制限がない
　多くのVPNサービスはサーバの負荷を考え、同時に接続できる数を制限しています。一方、12VPNは同時接続を制限していないため、家族や友人でシェアできます。

12VPNのサポートや対応機種、料金などの詳細情報

・安全性
　12VPNはそもそも中国の規制をすり抜けるのに適したVPNサービスです。そのため、安全性は非常に重要となります。その点12VPNは、所在地が香港にあるため、プライバシー保護の観点から見ても優良でしょう。

　支払い方法選択の際に、利用者情報を登録する必要がありますが、アクセスデータやIPなどの記録は一切登録していないことを保証しています。

・サポート
　電話対応は無く、メールのみですが返信が非常にスムーズで問題解決には最適です。他のVPN業者と比べてもトップクラスの返信速度と丁寧さです。

・対応機種
　WindowsやMac、androidなど基本的なデバイスは使用可能です。規制対策のため、12VPNという名称は使っていないので、注意してください。

・利用料金
　支払い方法は、クレジットカードやPaypal、Alipayなど多くの種類があり、利用料金は、1カ月契約、6カ月契約、12カ月契約の3つのタイプがあります。

　2019年7月12日のレートで日本円にして1カ月1,191円、6カ月5,844円、12カ月7,788円です。長期契約の方がお得に利用できます。

登録方法と利用開始手続き

1. 12VPN公式HPにて契約プランを選びます

2. 決定を押すと、アカウント作成フォームが出るので、個人情報を入力します。

3. 個人情報の入力が完了すると、支払い情報の入力があります。氏名や住所、カード番号などの基本情報を入力します。

4. メールが送信された旨の通知が来たらメールを確認し、IDとパスワードをメモします。

5．再びログイン画面にから、先ほどのIDとパスワードを入力します。自分のパスワードに変更するために、「Home」にある「Change Password」を指定し、個人のパスワードを入力したら申し込みは完了です。上記の手順が完了すれば、12VPNのVPNサービスを使用可能になります。