非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|開発|300-1000人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 無償利用
小規模開発やワイヤーからプロトタイプまでの作成にはピッタリ
良いポイント
動作が軽く、簡単な図形やテキストを組み合わせるだけでワイヤーからプロトタイプまで作れるところが優れています。
creative cloudを導入しているのであれば、webデザインを行うにあたって導入を検討していいアプリだと思います。
無料で作成・共有できるので、デザイナーとエンジニア、またはデザイナーと営業といった悲デザイナー間でも早い段階でデザインをすり合わせることができる。
私自身は、他のAdobe製品を使ったことのないエンジニアだったが、XDでは簡単に使い始めることができ、簡単なUI設計ぐらいならすぐにXD上で表現することができるようになった。
レイアウトグリッドもガイドとして表示してくれるので、綺麗な画面のレイアウトも簡単に作れるのは非常に便利。
デザイナーとのUI調整や、お客様へのプロトタイプを使ったインタビューでもXDを使うことで、かなりクイックに行えている。
改善してほしいポイント
大規模システムのUI設計の設計書としては、使いづらさを感じている。
班管理やブランチシステムがあるわけではないので、どうしてもXD内の情報が煩雑になり、どの情報が正しく、どういった経緯でそのUIに変わっていったのかを残しづらい。
関わる人数が多かったり、大規模で長く開発をおこなっていくシステムの設計書としては、相性があまりいいと感じていない。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
非デザイナーでも直感的に使い始めることができるため、エンジニアの参入も障壁が低い。そのため、ワイヤーからプロトタイプまで、エンジニアがXD上で設計を行い、適宜デザイナーにレビューを行うなどといった従来とは逆のプロセスを実行することができている。
Webシステムの開発では、デザイナーの数が少なく、デザイナー持ちのタスクがボトルネックになりがちだが、そこをある程度エンジニアも行えるようになったため、実装に入るまでの時間を短縮できている。
検討者へお勧めするポイント
まだWebデザイン、UI設計にillustrationやPhotoshopを使っている場合は、XDを使い出して欲しい。
コストが発生しないが、UI/UXデザインツールとはどういうものか、スタンダードを体験できると思う。
その体験をした上で、他のデザインツールにするのかillustration等に戻るのか検討しても遅くない。
XDはそんなUI/UXデザインを支えるツールを使い始めるにはピッタリのツールだと思う。