柔軟な申請管理が可能だが、更なる履歴管理の強化に期待。

改善してほしいポイント

一方で、改善の余地があると感じる点もあります。帳票や回付ルールに対する改修履歴がシステム上で明確に把握できないため、変更内容の追跡や担当者の特定が困難です。特に複数名で運用・保守を行う場合、改修履歴の可視化ができる仕組みが整備されていれば、引継ぎやトラブル対応がより円滑に進むと考えます。
今後のバージョンアップにおいて、改修履歴の管理機能が強化されることを期待しています。

どのような課題解決に貢献しましたか？どのようなメリットが得られましたか？

実際の業務においては、複数拠点間での申請回覧が容易になったことが大きな改善点として挙げられます。従来は拠点ごとに異なる運用ルールや手続きが存在し、申請の承認・確認に時間を要するケースが多くありましたが、AgileWorksの導入により、統一された回付ルールのもとで迅速かつ確実な回覧が可能となり、業務のスピードと透明性が向上しました。

検討者へお勧めするポイント

ITに関する専門知識がそれほどなくても、帳票の作成や申請ルートの設定が行える点は、構築者だけでなく現場担当者にとっても大きなメリットです。GUIベースでの設定が中心であり、複雑なプログラミングスキルがなくても一定の構築作業が可能なため、属人化のリスクを軽減し、運用体制の安定化に寄与しています。