非公開ユーザー
その他|社内情報システム(開発・運用管理)|50-100人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
使い方次第で、安全な環境・大きな効率化・コスト削減の可能性
良いポイント
優れている点・好きな機能
・基本は仮想のリモートデスクトップの提供サービスですが、これをうまく使い「仮想オフィス」や「安全なイントラアクセス」や「一時的なパソコンリソースを変動費で確保」など、大きな効果を生むサービスである点。
・セキュアな仕組みで、実物のパソコンがオフィスにある事より遥かに安全に運用出来る。
その理由
・WorkSpacesがクラウド上に出来る事により、アクセス拠点の制限がなく在宅でも「自分の」パソコンにて仕事が出来、これも設定により社内の実計算機のどのネットワークリソースに接続出来るかを制限出来る。
・スマホを使ったワンタイムパスワード的運用(アプリの「認証システム」を使用)での接続で、接続セキュリティが守られる。
改善してほしいポイント
欲しい機能・分かりづらい点
・最初の起動と認証から接続までの時間を待たされる。パソコンの電源を入れて待つ間くらいの感覚です。
・スマホも接続に使用する(ノート)パソコンも、両方ともネットワークに接続していないと利用を開始出来ない点。海外やホテル・空港などでは利用を制限されそうです。
その理由
・セキュアな分、仕方ないところですね。認証がガッチリしているから。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
解決できた課題・具体的な効果
・リモート業務では、以前からOpenVPNを利用し社内サーバーへのアクセスをしていました。社内サーバーへ接続・着地するには、自分のデータを保存する場所・アプリも必要で自分用のパソコンを常時稼働している必要がありました。Amazon WorkSpacesでは、そのデスクトップ環境がクラウド上に存在しアプリもインストールも出来て、自分の環境を構築出来るので、1段階運用手順が減ります。WorkSpacesは接続すると前回接続中の状態から再開するので、業務の継続性から見て便利な使い方が出来ました。
課題に貢献した機能・ポイント
・リモートデスクトップでは接続に使用するパソコンにはデータが残らず、ノートパソコンの出張での盗難・紛失によるデータ漏洩のリスクを回避でき安全な事により、在宅勤務含め利用業務が広いです。
・WorkSpaces自体はセキュアなデスクトップサービスでしかないが、仮想の計算機の接続環境を工夫し効率的な運用形態を作る工夫が重要なのかと思います。
検討者へお勧めするポイント
ユースケースをよく検討して、ネットワーク設計含め効率的・効果的な運用を考えるところが、導入の要点かと思います。もっと色々な上手い使い方もあるかと思います。