非公開ユーザー
情報通信・インターネット|社内情報システム(開発・運用管理)|20-50人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
手軽にVDI環境を構築可能
この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
費用面で単純比較すると、数カ月の利用で、物理端末1台分の購入価格を超えてしまう部分はありますが、従来VDIを利用するために必要なイニシャルコストが全くかからず、かつ、サービス基盤管理部分をAWSに依存できるマネージド型サービスで利用できる利点は大きいと感じます。
ローカル端末は「ただの画面を映す箱」となり、業務環境がクラウドにあり、インターネットにつながる端末さえあれば、場所、時間を選ばず常に利用できるため、災害時などのBCPの観点からも利点は大きいと考えます。
全社利用にハードルが大きい場合でも、役員など、最重要業務に就く人員のみに絞って導入することも可能だと感じます。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
価格見合いではありますが、Windowsデスクトップとして得られる環境が、純粋なWindows10ではなく、Windows Server 2016をベースに構築されていることに注意が必要となります。
以前、取引先へ紹介しようと試みたところ、CADソフトなどでインストールできないソフトウェアがありましたので、特定のソフトウェアに依存し、かつ業務影響が大きい場合は導入を断念せざるを得ないかもしれません。
また、WorkSpaces仮想デスクトップから、ローカルデバイスのWEBカメラへのアクセスができず、ビデオ会議システム全般の利用に工夫が必要になります。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
弊社では以前からWorkSpacesを利用していたことで、2020年3月から一部部署、2020年4月の緊急事態宣言発令では全社のテレワークへの移行がスムーズに進みました。
すでにAWS仮想ネットワーク内にファイルサーバも仮想化して利用していたため、「押印」などの物理的作業が必要な職種以外、すべて完全なテレワークが行えたと感じています。