非公開ユーザー
情報通信・インターネット|ITコンサルタント|300-1000人未満|ビジネスパートナー
インターフェースがわかりやすく、各サービスがすばやく導入可能
IaaSサービスで利用
この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
クラウド構築初心者でもインターフェースがわかりやすい。初期設定の項目が少ないので、導入が容易で素早く実装できる。後から細かくカスタマイズも可能なので、機能としては申し分ない。また、MS製品との親和性が高いので、Officeファイル内の操作をAPIでできたり、オンプレのSQLServerをマイグレーションしたりと従来のサービスと組み合わせることで多くのシナリオに対応できる。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
・リージョンごとにサービスが異なるため、使用したいサービスが日本リージョンにない、サブスクリプションにより使えないなどのケースがある。
・CognitiveServiceなど、機械学習済みデータを使用するサービスの精度が高くない。翻訳や画像認識はGCPやAWSに劣る。
・アップデートサイクルが早いのは利点だが、マニュアルやチュートリアルが追随していない。特に日本語がより少ない。
・スマホのAzureアプリがあるが、情報の閲覧だけで何の機能もない。見れる情報も少なすぎる。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
既存の業務システムには多くのシナリオで対応できる。定型業務をDataFactoryやFlow、AzureSQLServerなどを利用して自動化したり、AzureFunctionで汎用WebAPIを作成したりもできる。Office365と組み合わせることでSharePointを通じた勤怠管理やPowerBIと連携したデータビジュアライゼーションなどの幅広いソリューションが実現できる。
検討者にお薦めするポイントがあれば記入ください
競合サービスとして検討するのはGoogle Cloud Platform(GCP)とAmazon Web Service(AWS)で、利用したいサービスに対してそれぞれメリットデメリットを整理することがポイント。AWSはシェアも高く技術者も多いため、ランニングコストは高めだが高品質なソリューションが望める。GCPはコンシューマサービスに強いAPIが多く、使い勝手はよい。カスタマイズできる領域が大きい反面導入コストが高い。
Azureは導入に関してインターフェースがわかりやすく、スピード感のある構築がしやすい。Officeやオンプレなどで従来MS製品を使用していたビジネスにもシームレスな移行ができるので適している。