非公開ユーザー
旅行・レジャー|営業・販売・サービス職|300-1000人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 分からない
地震災害時の安否確認、感染症流行時の体調確認としても有効
安否確認システムで利用
良いポイント
東日本大震災以降、大きい地震発生時の社員本人や家族を含めた安否確認として社内の総務・管理部門から一斉配信されるようになりました。現在の場所や、無事かどうか、体を動かせるか、家屋被害がないかなど、いくつかの質問に対し「ある・ない」をチェック、伝えたいことがあれば自身の言葉で入力し、送信します。それまでは支店グループごとに、連絡網形式で電話やメールなどで状況確認を行っていましたが、通話できない環境やメールを見ていないこともあり、スムーズな安否確認ができませんでした。一斉配信で聞かれることは同じ内容ですので、安否や体調、ケガの具合など 回答を受け取る総務担当も、簡易確認が出来ます。
一定時間、回答が無い社員には電話での回答プッシュ制度(数分おきに自動音声の電話が入る)があるので、回答を忘れることや、延々と無視する事が出来ません。
回答結果により気になる社員には、個別に連絡を取るなど確認を取っています。社員数が多い場合は、このような同時配信での確認がとにかくスピーディーに対応できるので便利です。今ですと、社内でコロナウイルス感染者が発生した際に、社員の体調確認として応用できています。
改善してほしいポイント
自動配信される質問事項が常に同じで、ワンパターン化してしまっています。例えば、今ですと感染症が流行っていることもあって、体調確認の配信が連日続いていることがありますが、都内(本社および支店が東京です)の感染拡大状況や、社内の感染者数の増加に伴って、質問内容を変えることが出来たら便利かと思います。陽性者や濃厚接触者向に、健康状態に問題の無い社員とで同じ質問(熱があるか、倦怠感がないか)などをしても 既に体調が悪かったりするので、影響のある社員にはもう少し深く具合を確認できる内容に分けたりなど 状況に応じて配信を分けたりできれば 社員もより詳しく報告や相談ができるのではないかと思います。今後、万一の時の地震や台風などの災害についても、住んでいる地域で配信内容を変える事ができたら良いと思っています。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
全社員に向けて安否確認を一斉配信することで、各グループリーダーが部下に対して1人1人確認を取る時間が削減できています。また、回答を送信する社員側としても、電話やメールで状況を聞いても、ケガをしていたり、すぐに反応できる状況にないこともありますので 簡易的に被害状況・体調に関して「ある・ない」をスマホの操作(指先が動けば、スマホのボタンを押して送信し、回答できる)で返答ができるのは ありがたいと思います。この程度の状況で連絡していいのか、という思いから、自分から率先して、安否状況を連絡することに消極的な社員もいますが、このように一斉配信かつ、未回答者にプッシュ機能もあるシステムを使えば 社員全体の安否確認が直ぐに取れる&回答率が良いので、安否不明の社員数も減ると思います。
検討者へお勧めするポイント
災害時に管理責任者がするべきことの1つ。社員の安否確認のツールとして一斉配信することで、社員からのレスポンスを受け取ることができます。社員側も、自分の状況を連絡することで生存している・無事でいることを知らせる事ができるので、相互コミュニケーションとして役に立ちます。