非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|ITアーキテクト|50-100人未満|ビジネスパートナー
高価だが高付加価値クラウドサービス
IaaSサービスで利用
この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
ERPパッケージであるSAPシステムを稼動させる為に最適化されたクラウドサービスです。IaaSのサービスを提供しているベンダーの数も増えてきていますが、CUVICmc2の最大の特徴としてはランニング費用の計算方法にあるかと思います。運用費用は、CPU/メモリ/ストレージ/ネットワークを一つの単位とした実績利用量に応じて課金されます。他のIaaSサービスの場合、最初に確保したリソース量の費用がそのままランニング費用になることが多いと思いますが、CUVICmc2の場合は実際に使用したリソース量だけが課金対象になります。従って、サーバー負荷が高い処理を行っている場合はランニング費用が高くなりますが、逆の場合は(例えリソースを確保していたとしても使用していなければ)、安く抑える事ができます。当然ですが、管理コンソールから日別のリソース使用量を容易に確認することが可能です。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
サーバー構築を依頼する時にパラメータシート(buildシート)に記入する必要があります。このbuildシートが面倒で、情シスのメンバー以外には非常に理解しづらいです。どれぐらい面倒かというと、例えばWindows Serverのサービスを実行するしないを、一つずつ設定していく必要があります。設計のコンサルサービスを依頼すれば、必要なものとそうでないものを事前に提示してもらえますが、エンドユーザが全てを決めるのは難儀なことだと思います。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
高度な信頼性・可用性・保全性が求められる基幹システムを運用するのなら、検討する価値はあるかと思います。AWSやAzuruに比べれば確かに割高と思うかもしれませんが、その代わりに様々な環境構築・運用サービスが提供されています。自分たちでシステムの面倒を見るにはハードルが高いけど、信頼性が高いシステムが必要なユーザにとっては、環境構築・保守も含めて一任できます。