良いポイント
優れている点・好きな機能
・開発したスマホアプリに Firebase SDK を導入するだけで、かなり詳細なスマホアプリの計測ができる点
・公式ページでFirebase SDK の使い方についての詳細なサンプルコードがある点
・利用ユーザー数が多いサービスなので、バグの情報など、ネット上に情報が多い点
その理由
・Firebase SDKの導入だけであれば、数十行くらいのコードを追加するだけで、あとはFirebase Analytics側の標準機能でアクセス集計を始められるので、非常に効率が良いです。
・公式ページでFirebase SDK の使い方について、サンプルコード付きで丁寧に解説が公開されているので、ある程度は使い方を把握する事ができます。
・公式ページでは書いていないような事をしたい時、もしくは公式ページに従って導入したがエラーが出て動かない時には、利用ユーザー数が多いので、ネット上にて解決策が見つかる場合が多いです。
改善してほしいポイント
欲しい機能・分かりづらい点
・Firebase SDK をスマホアプリに導入する際、ライブラリの依存関係の問題が出た場合には修正に時間がかかる場合が多い
その理由
・スマホアプリの開発を行う際にフレームワーク(Expoなど)を利用していると、フレームワークが正常に動作するためにライブラリの依存関係が決まっている場合があります。その際に、いざFirebase SDKを導入しようとすると、必要な依存関係が異なるので、フレームワーク側とFirebase SDK側の依存関係を合わせるのに、結構時間をとられる場合が多いです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
開発したスマホアプリがどのようにユーザーに利用されているか把握するためにFirebase Analyticsを導入しました。
導入前は、実際にユーザーにアンケートを実施するなどの方法が中心でしたので、非常にコストと手間がかかっていました。
Firebase Analyticsを導入した事によって、イベント機能でかなり細かいログを収集できるようになり、ある程度アンケート実施のコストと手間を減らす事ができた上に、定量的にユーザーの利用方法を分析できるようになりました。
また、細かいログを収集するとなるとデバッグが大変になりますが、デバッグビュー機能を利用する事で、デバッグ結果がリアルタイムにFirebase Analyticsにて確認できるので、イベントを管理する手間などもかなり効率化できるようになりました。
検討者へお勧めするポイント
Firebase Analytics単体でも非常に便利な機能が多いですが、スマホアプリのバックエンドをGoogle Cloudにするのであれば、Google系サービスとの連携も容易なのでFirebase Analyticsはお勧めです。