非公開ユーザー
印刷|社内情報システム(開発・運用管理)|100-300人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
体系的でわかりやすい管理画面のIaaS
IaaSサービスで利用
良いポイント
クラウドサービスはどこも多機能化の傾向が強く
他社の管理画面はサービスごとに極端にバラバラな画面にアクセスせねばならず
わかりにくいことが多い。
Google Compute Engineは管理画面が基本的に一画面に体系的にまとめられていて、
まさに「ダッシュボード」という名がふさわしいかたちにまとめられているところがよい。
左側のメニューから、自分がいまどこにいてほかのサービスがどこにあるか直感的にわかる。
よくアクセスするサービスはショートカットとして優先表示する機能もあるので
習熟すればさらに素早く使いこなせるのもよい。
改善してほしいポイント
業界トップの他社に比べると、少しではあるが、ややプライスラインが高め。
リザーブドプランを使いこなせば遜色なくなるのかもしれないが、
GCPの「すっきり整理されているサービス」というイメージから少しずれる気もする。
帯域や計算能力を少しシェープしてもっと安いラインがあると
さらに活用できる領域が増えると思う。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
データベースのマネージドタイプへの移行をしたい、
バックアップを一元化したいという要望から
クラウドサービスの導入が課題になった。
いっぽうでクラウドサービスは各社ごとの操作習熟ハードルが高いという懸念が強かった。
GCPを導入した背景には、
・基本的にWeb上で全サービスのコントロールを完結できる平易さ
・じゅうぶんに習熟した場合は、コンソールクライアントからの操作で定型化もできる
があった。
実際前者の平易さについては、Compute Engineのインスタンスを立ち上げるだけなら
ほぼ前知識なしでできたことに感心した。
いっぽうで、コンソールクライアントについてもブラウザ上で完結するUIを用意してくれているので
習熟までの期間が想定よりも短くて済んだ。
国内では他社と比較してそれほど利用シェアが高くない気がするが、
利用事例などの情報がなくてもふつうに扱える使いやすいクラウドが手に入ったのが
導入した大きなメリットだったと思う。