非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|経営・経営企画職|20人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
自由度が高く必要なAPIが揃っていて、連携しやすいIaas
IaaSサービスで利用
この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
Iaas系の他社サービスと比較しても、小規模でのテスト等に利用できる無料枠の範囲が大きいので、安心して顧客に提案することができます。Google Compute EngineではPythonのnumpyなどC言語ベースのライブラリが使えるので、独自にカスタマイズした機械学習のアルゴリズムを利用する際には便利です。Google App EngineではC言語ベースのライブラリは使えません。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
サービスの品質改善に取り組んでいる裏返しにはなると思いますが、ダッシュボードの使い方や、APIのサービス提供の方式がよく変わります。また、VPSなどではSSH接続してコマンドを入力したら実行できる事が、Google独自の仕様などによって実行できない場合があったりして、調査するのに時間がかかったりします。その際には、なるべくダッシュボードのユーザーインターフェースから行うようにはしますが、設定項目が多すぎて混乱する時があります。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
機械学習を利用したWebアプリケーションで開発する際に、インフラの安定性はもちろんですが、将来的にWebアプリケーションの規模が大きくなった際に対応できるかという面から顧客に提案して、Google Compute Engineが安心だと言うことになりました。
例えば、Google Cloud APIで機械学習のAPIはありますが、独自に機械学習のアルゴリズムをカスタマイズしようとするとC言語が使える事が必須条件となり、Compute Engineでないと難しいです。
また、Google社は機械学習の分野においてリードしていると思いますので、将来的にGoogle Cloudの機械学習APIを利用しやすいという点も大きな決め手となりました。
検討者にお薦めするポイントがあれば記入ください
Google Compute Engineは、利用の際にGoogle社の独自ルールがあったりして一番最初はとっつきにくい感じになると思いますが、慣れると非常に便利です。価格設定もプロジェクトによってはVPSと比較して迷うくらいの価格なので、Google Cloud APIなど、価格以外の面をどのように考えるかによって、適切なIaasが変わってくるのではないかと思います。