非公開ユーザー
電気・電子機器|システム分析・設計|1000人以上|ユーザー(利用者)
用途に合わせた柔軟な仮想マシンの構築が可能
IaaSサービスで利用
良いポイント
Google Compute Engineの優れた特徴は、CPU、メモリ、ディスクをかなり細かいレベルで選択できることである。これにより柔軟な仮想マシンの構築が可能になる。これに対して、オンプレのサーバーの場合、スペックを調整することは現実問題として、難しく、不足したら困るので、サーバー導入時に社内で作成する起案では、経験上、若干オーバースペック気味になる欠点がある。
Google Compute Engineであれば、稼働させた結果、パフォーマンスに不満があれば、仮想マシンの停止は必要だが、仮想CPUの数や、メモリサイズを変更することができ、最適なマシンスペックに調整することが出来る。
改善してほしいポイント
豊富なOSイメージから選択可能であり、Linux系、Windows系の両方が使えるのは、ユーザーとして利便性が良い。ライセンス的な問題だと思われるが、WindowsクライアントOSについても利用できるようになると、検証作業やアプリケーションの操作ドキュメント作成にも利用でき、活用の幅が広がると思う。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
社内専用のシステム開発・試験で利用している。オンプレのサーバーを購入することなく、クラウドサービスの利点を活かしスモールスタートで始めることが出来た。固定資産になる機材の購入には、時間のかかる起案が必要であるが、初期費用無しで、従量課金、Google Compute Engineでは、秒単位の課金なので、それほど時間を要せずに開発・試験に着手することが出来、業務の効率化という面で、大いに役立った。
また、テストの際、一時的に仮想マシンを複数台構築することで、作業効率は2倍にも3倍にもなった。そして、マシンスペックを変更しながら、パフォーマンスを比較することができたので、無駄の無いバランスの取れたシステムになりつつある。今後も、継続して利用したいと考えています。