登録日:2018 年 07 月 31 日
更新日:2019 年 01 月 10 日

ITreviewからの製品紹介

 Googleが提供するオンラインストレージです。Googleのアカウントを作成すると、Googleの各種サービスの個人用ストレージとして利用でき、またビジネス向けプランではチームの共用ストレージとしても利用できます。特徴は以下のとおりです。

G Suiteの一部として無制限に利用可能

 Google Driveの最大の特徴は、Googleが提供するオフィススイート製品「G Suite」の一部として利用できるところです。G SuiteのBusinessプランにはビジネスに必要なメール(ビジネス向けGmail)、ワープロ(ドキュメント)、表計算(スプレッドシート)、プレゼンテーション、簡易アプリ開発環境、ビデオ会議、音声会議、メッセージ、共有カレンダー、Webサイト作成ツールなどに加え、容量無制限(ただし5ユーザー未満の場合はユーザー1人あたり上限1TB)のクラウドストレージ(Google Drive)がパッケージされています。また24時間365日の電話・メール・オンラインサポートも付帯し、モバイルデバイスのリモート管理機能も含まれるため、ユーザーの作業環境はもちろん、コミュニケーションやコラボレーションなどの環境もG Suiteに統合することが可能です。
 G Suiteの料金と機能、ストレージ容量は次のプランから選択できます。

プラン 1ユーザーあたり月額 ストレージ容量上限 主な特徴・下位プランに追加される機能
Basic 680円 30GB スタートアップ企業に最適な低コストなオフィススイート
Business 1360円 無制限 カスタムアプリ作成機能、G Suite内の横断検索(Cloud Search)など
Enterprise 3000円 無制限 DLP機能、強力なアクセス管理などセキュリティ機能など

 Businessプランは1ユーザーあたり月額1360円で利用できますから、オフィス業務を完全にG Suiteに統合することができれば、非常に低コストな選択になりえます。Google Driveのみを利用したい場合は、無料プランか、有料プランである「Google One」(Google Drive、Gmail、Googleフォトへの容量追加プラン)を契約するほうが有利な場合があります。

プラン 1ユーザーあたり月額 年単位の前払い料金
無料プラン(15GB) なし なし
Google One 100GBプラン 250円 2500円
Google One 200GBプラン 380円 3800円
Google One 2TBプラン 1300円 13000円

※他にGoogle One 10TBプラン、20TBプラン、30TBプラン、Drive Enterpriseエディションも選択可能。

 なお、Google DriveおよびGoogle Oneでは、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォーム、サイトのデータは保存容量を使用しません。

バックアップと同期、ドライブファイルストリームの利用

 Google Driveは他のオフィススイートをそのまま使い続ける場合にもたいへん使いやすいオンラインストレージになります。多くのオンラインストレージにはPC上に同期フォルダを設定し、クラウド上のストレージと自動同期を可能にしています。この機能はGoogle Driveの「バックアップと同期」アプリケーションで提供されていますが、それとは別に「ドライブファイルストリーム」機能(アプリケーションの導入が必要)が利用できます(個人アカウントでは利用不可)。ドライブファイルストリームでは、PCからGoogle Drive上の個人用「マイドライブ」フォルダとチームで共用できる「共用ドライブ」フォルダに直接アクセス可能です。つまりPC上のドライブとGoogle Driveの双方に同じファイルを保存しておく必要はなく、ローカルのディスク容量を最小限にすることができます。また同期に要する時間も大幅に削減可能です。ブラウザを利用する必要もなく、Windowsではエクスプローラから、MacではFinderから「マイドライブ」と「共用ドライブ」の両方にアクセスできます。ファイルをダブルクリックすれば、対応するWindowsやMacのアプリケーションで開くことができます。

検索性

 Google Driveで特に優れているのが検索機能です。ファイル名、ファイルのコンテンツ、画像やPDFなどのファイルに含まれているアイテムを高速に検索、並べ替え、フィルタすることができます。検索オプションも豊富で、ファイル形式別、更新日時、含まれている語句、ファイルのオーナー、ファイルのサイズ、共有する相手、特定のフォルダやゴミ箱内あるいはスター付きなどの、ファイルの場所を指定することも可能です。さまざまな検索方法が用意されているところはGoogleの本領発揮というところでしょう。

安全性

 Google Driveに保存されたファイルは共有しない限り非公開です。保存ファイルはGoogleが世界に展開している安全なデータセンターに分散保持される仕組みになっており、99.9%のサービス品質保証(SLA)がなされています。また米国の高度セキュリティ報監査認定規格を取得しているため、安全性は非常に高いとされています。

バージョン管理

 保存したファイルのバージョンは100個まで保管されます。もし間違えて上書きしてしまった文書でも、上書き前の時点での内容のバージョンをダウンロードすれば復元できます。保存後30日を経過すると標準では旧版が削除されることがありますが、削除されないように設定することも可能です。また過去バージョンに関してはGoogle Driveの使用容量としてカウントされないので、容量に制限のあるプランの場合には有利です。

共有・共同編集・コラボレーション

 Google Drive内のファイルは最大で600人のユーザーまたはグループと共有でき、最大100人のユーザーが同時にコメントの追加や編集が行えます。ファイル共有に際しては「閲覧のみ」「コメント挿入のみ可能」「編集可能」というように、共有相手の権限を設定することができます。

モバイルデバイスでの利用、モバイルデバイス管理

 iOS、Android対応のアプリで利用ができます。リモートからのモバイルデバイス管理機能も備わっています。

 以上、Google Driveの主な特徴を紹介しました。よく比較されるのはマイクロソフトのOffice 365、およびそのストレージであるOneDriveですが、G Suiteを利用する場合にはGoogle Driveの利用が最も使いやすいでしょう。また機能が比較的シンプルで、Googleの各種サービスを使いなれたユーザーなら操作性にも違和感はほとんどないと思われます。

Google Driveの企業情報

企業名
グーグル合同会社
企業URL
https://www.google.com/intl/ja/about/