非公開ユーザー
病院|社内情報システム(CIO・マネージャ)|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
直販ではなく富士通の代理店販売電子カルテ
電子カルテシステムで利用
良いポイント
HOPEEGMAIN-GXの機能制限版、HOPEEGMAIN-LXの後継です。基本的にHOPEEGMAIN-LXと同じですがデータベースがオラクルからpostgresqlに変更になっています。また、ハードウェア構成が仮想化に対応しHyper-Vで構成され冗長化されています。
発売間もないころにLXから移行を行い最初は安定するまで開発元では実績が少なく苦労しましたが、レベルアップが進み現在は安定しています。
富士通が直販ではなく、販売代理店が販売と構築を担当し富士通との直接サポートは無し。
100床~300床までの病院に向いているシステムで、複数拠点(病院、クリニック)で1台のサーバを共有し稼働させる事もできトータルコストでは削減可能です。
パッケージソフトウェアなので、病院の業務を合わせて行くという決断の元導入する事を強くお勧めいたします。
改善してほしいポイント
セキュリティに関しての意識が大変低いパッケージです。ADなども、この電子カルテのためだけに構成されたADであって企業(病院)のADを構築するという意識がゼロです。
病院側でしっかり守るという意識の元、導入を行い、セキュリティ対策を別会社と導入する必要があります。
また、できない事(合わせられない事)が多いと感じる場合もあります。
レベルアップ(機能改善、追加)の頻度もわかりにくく、溜めて提供してみたりしますが、随時公開して欲しいです。
溜めて出されると、現場が判断するに量が多すぎるため結局レベルアップの内容が良くても導入がされない。
情報の公開をディーラー経由ではなく、富士通がメーカーとして公開情報を多く出してくれたら安心するし、ナレッジの共有にもつながる。そろそろ閉鎖的な進め方を改善してはどうでしょうか。
他、ハードが医事システムと同じになったMX、再起動他、影響するに大きすぎるパッケージ達、せめて仮想化上で別サーバに分けて欲しかった・・・
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
全バージョンのLXからの移行で、冗長化が仮想化環境で構築され障害対策が強化された。また、ハードの老朽化からソフトとハードの更新で対応する事でLX時代のデータを維持しつつ継続して最新化を行う事ができた。
LX時代より、仮想化された事でサーバラック内のスペースは節約でき医事システムも同じサーバ上で稼働となり良い部分はデータ連携が1台のサーバ内で済んでいる事です。
検討者へお勧めするポイント
国内トップレベルの電子カルテだけあって、連携できるソフトウェアが多いので富士通製電子カルテ内で解決できない事はサードパーティ製品を探す事で解決できます。例えば透析管理システム、給食管理システム、PACSなど自病院に合ったソフトウェアを導入する事をお勧めします。