非公開ユーザー
総合(建設・建築)|営業・販売・サービス職|1000人以上|IT管理者|契約タイプ 有償利用
専門知識不要で高度な統計解析を直感的に実行可能
予測分析で利用
良いポイント
この製品の最も良い点は、プログラミング(RやPythonなど)の専門知識がなくても、マウスのクリック操作だけで高度な多変量解析が実行できる点です。オープンソースの分析ツールではコードを書くのに数時間かかるような作業でも、SPSSなら直感的なメニュー選択だけで数分で結果が得られます。 また、一度画面上で行った操作手順を「シンタックス」というコード形式で保存できる機能が秀逸です。これにより、定期的なアンケート調査などで新しいデータが追加された際にも、同じ分析プロセスを簡単に自動化・再現でき、日々の集計作業に大いに役立っています。
改善してほしいポイント
分析機能そのものには大変満足していますが、出力される表やグラフのデザインが少し古く、そのまま社外向けのプレゼンテーション資料やレポートに貼り付けて使うには、見栄えの面で少し手直しが必要になります。 資料に貼り付けた後に手動で色やフォントを調整する手間が発生しているため、ワンクリックでビジネス向けや学術論文向けのモダンなデザインフォーマットに出力できる機能が搭載されることを期待しています。また、PCのスペックにもよりますが、ソフトの起動に少し時間がかかることがあるため、軽量化も望みたいところです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
顧客満足度アンケートや販売データの分析において、以前は表計算ソフトを駆使して数日がかりでクロス集計や検定を行っていましたが、SPSSを導入したことでデータクレンジングから高度な解析までがスムーズに行えるようになりました。 表計算ソフトではフリーズしてしまいがちな数万行規模のデータも安定して処理でき、分析にかかっていた作業時間を大幅に削減できました。さらに、統計的根拠を明確に示せるようになったことで、会議での施策提案の説得力が増し、データに基づいた意思決定が社内で迅速に行われるようになりました。
分析手法の選択に迷った際、データの構造を読み取って適切な統計手法を提案してくれたり、複雑な分析を行うためのシンタックス(コード)を自動で生成・補完してくれる点です。統計の深い知識やプログラミングの経験が浅いメンバーでも、高度な予測モデルの作成やデータパターンの抽出がスムーズに行えるようになりました。【デメリット】 自動生成された分析結果の解釈や変数の組み合わせが、自社の業界特有の背景知識(ドメイン知識)と完全に一致しないことがある点です。分析プロセスがブラックボックス化しやすいため、出力された結果をそのまま鵜呑みにせず、最終的には統計の基礎知識を持つ人間が妥当性を確認し、微調整を行う必要があります。【解決できた課題】 「手元にある膨大なデータに対して、どこから手をつければよいか分からない」という分析初期のハードルを完全に解消できました。手法の選択やコード作成にかかる試行錯誤の時間が大幅に短縮されたことで、算出されたデータをもとに「次にどのような施策を打つべきか」という、より本質的で戦略的な業務に時間を割けるようになりました。