非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|ITコンサルタント|20人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
予測分析で利用
良いポイント
恐らくデータ分析に従事した事があるひとならば、軽微なソフトウェアやサービスだと機能不足や直感的に自分の思い通りの分析ができず悩む壁にぶち当たるが、IBM SPSS Statisticsは流石に抱えるユーザー数やその提供の歴史が長い面もあり、機能面での不満は少ない。
また以前はPCやサーバのスペック不足から動きが遅く、専用PCを用意する必要性が結果的に発生したが(メーカーとしてはそのような推奨はないが、実際ユーザとして使うと他の業務アプリを並行で動かすのは難があった)、SSD搭載やメモリの増強が過去に比べ安価になりつつあるので、現代では十分なパフォーマンス下で稼働させる環境が整いやすい。
DXと叫ぶ現代において、まずデータ分析に取り組むならば、経験者であればあるほど、マッチすると感じた。
改善してほしいポイント
初心者には不向き。というのも、操作マニュアルやメーカー・SI主催研修などがやはり玄人向きであった。
「データ分析をしたい、がデータ分析の効果や操作イメージを持てない」という状況で、IBM SPSS Statisticsを購入、導入しても、宝の持ち腐れになる。
まずは、IBM SPSS Statistics 操作から効果までのイメージを、より具体的にかつこれから取り組むであろうユーザの目線に立ったスキル向上プログラムを構築して頂きたい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
以前はExcelにアドオンする形のツールを使用していたが、やはり機能不足や処理能力に難があった。その点の解決により、より経営層が求めるデータ分析が直感的に操作でき、レポートできるのは大変課題解決に貢献できたと感じる。またライセンス購入も少ない数から取り組みができ、初期投資も想定よりおさえることができ、中規模の会社からでも大企業にまけないデータ分析が実現できる環境を整備できた。