非公開ユーザー
介護・福祉|社内情報システム(企画・計画・調達)|1000人以上|IT管理者|契約タイプ 有償利用
リモートアクセスツールで利用
良いポイント
IIJ社のOmnibus基盤を前提とした、安価にセキュアな環境でVPN接続が出来るサービスです。
IJ社ならではの整備された手順書も用意されていますので、マニュアルを読み込むのに慣れた
ユーザーであれば設定で躓くことはないと思われます。
MACアドレス認証するための Client Kit と呼ばれるソフトウェアがWindows版とiOS版が
用意されていますので、パソコンだけでなく iPad でも利用出来ます。
基本料金内で使用する為にはユーザー数50以内に抑える必要がありますが、
それを超えても安価な単価でユーザー数を超えて使用することも可能です。
改善してほしいポイント
VPN接続が切れることがあり、Zoom等のWEB会議を使用していると3分に1回程度、聞こえなくなる時間が3秒程度
発生します。これはモバイル回線と一緒に使用している為、仕方が無いことかもしれませんが、もし改善出来るよう
でしたらご検討をお願いします。
MACアドレスで端末認証を行う為のソフトウェアである Client Kit for Windows ですが、タスクトレイにアイコンが
隠れてしまい、回線が切れるごとに右クリックで呼び出す必要があり、この操作は好みが別れるかもしれません。
可能であれば回線が切れたタイミングで Client Kit for Windows の認証画面が自動でポップアップされると利便性が
高まると思いますのでご検討いただけますと幸いです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
在宅勤務時に、手軽にセキュアな環境でVPN接続出来ますので、出勤することなくPCから社内環境に入れます。
結果として往復の通勤に掛かる通勤手当や通勤時間の削減に寄与したと考えます。
社員の平均通勤手当支給額が1.5万円/月、往復交通時間が2時間であることを考えると、
30人分で月額45万円、60時間の通勤時間の削減に寄与したと思います。
検討者へお勧めするポイント
初期導入時にリモートアクセスの初期設計が必要となります。
IIJ社の担当SEと打ち合わせし、レクチャーを受けることが必要です。
標準のマニュアルだけでは対応できない、会社固有の設定がされる場合がありますので、
個別設計(個別パラメータ)が提供された場合は、その設計に関するドキュメントも
きちんと保管しておくことが必要です。
暗号化方式はSSTP、IPSecに対応しますが、PPTPのような古いプロトコルは
サポートされませんので、旧端末での使用を検討されている方は注意が必要です。