非公開ユーザー
その他小売・卸売|社内情報システム(その他)|50-100人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 無償利用
クセが強いが機能は豊富なドローソフト
グラフィックデザインで利用
良いポイント
ビットマップの編集ではなくパスを操作するドローソフトで、さまざまな図形を組み合わせたイラストの作成、そこに写真を貼り込むといった業務に使えます。
機能は詰め込みまくった感があります。使いきれないほどの高度な機能も備えています。
マスク機能やレイヤーも使えるのでIllustratorの代替でWEBサイト用の画像を作るのには十分役立ちます。
対応する画像形式にいろいろ癖があるので完全にIllustrator代わりにはなりませんが、予算の少ないチームでは工夫次第で強力なツールになります。
改善してほしいポイント
Illustratorに慣れているために、Inkscapeのインターフェイスが使いにくく感じてしまいます。
ツールやカラーパレットの配置などは(おそらく)合理的に作られていて、慣れれば使いやすいと感じます。
しかしIllustratorに慣れてしまっているため、ツールアイコンが何の機能なのかわからず戸惑うことが多く、マニュアルも不十分なため、調べながら使っていっています。
表示の拡大・縮小もALTかCTRLの違いが微妙に使いにくさを助長します。
Inkscapeからドローソフトに入った人なら特に問題になりませんが、業界のデファクトスタンダードに慣れた方には注意です。
また、AdobeのAI形式を開くには難あり。PDF形式を含ませないと読み込めません。
オープンソースなので多くの声を反映して開発してくださる方に期待します。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
基幹システムの帳票データに社名や背景画像を入れる際、SVG形式でのデータが必要となりました。
オープンソースの画像編集ソフトではInkscapeがSVG編集に便利と聞き、早速使ってみました。
ビットマップの編集ではなくパスを操作するドローソフトで、さまざまな図形を組み合わせたイラストの作成、そこに写真を貼り込むといった業務に使えます。
結果、帳票データの画像は非常にきれいに仕上がり、今までは小変更でも外注にお願いしていたものが社内で行えるようになりました。