非公開ユーザー
情報通信・インターネット|ITアーキテクト|50-100人未満|導入決定者
スタンダードなDockerオーケストレーションツール
コンテナで利用
この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
Dockerオーケストレーションツールとして、事実上の世界標準になっているOSSです。様々な特徴がありますが、個人的に最大のポイントは、システムがDSL(YAML)で記述した内容の通りになることを保とうとするその仕組だと思います。立ち上げていたPodに落ちたり異常が有った場合、設定したPodの数を保とうと自律的にPodを立ち上げなおしたり起動したりしてくれます(Self Healing)。安定したシステムを提供しようとした場合一番最初に検討するプラットフォームだと思います。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
OSSなので、特にKuberentes自体で改善して欲しいと思うことはありません。一般的に、Yamlで設定を記述する必要がありその設定が肥大化しがちなのは、Kubernetesの課題ではあります。また、それなりに泊しなければいけない情報やアーキテクトへの理解が求められるため、学習コストが高いのも課題ではあります。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
大規模なサービスのマイグレーションを考えた時、安定したインフラを提供しようと思って選択したのがKubernetesでした。実際に、YAMLで記述をすればそのとおりに動作してくれるという安心感と、Pod自体の性能が足らなかったときに自動的にScale Outしてくれるなど自律的にサービスを安定させるために動いてくれる仕組みなどに助けられました。おかげさまで安定したサービスを提供する、というメリットを享受できました。