中元 和仁
株式会社エム・エム・シー|ソフトウェア・SI|システム分析・設計|50-100人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
良いポイント
■モデル定義(項目属性定義)が出来る。
得意先コードは数値の9桁、商品コードは英数字で20桁といった属性を定義出来る。
■データ定義
・データファイルの定義を行う際、そのデータ上で「得意先コードは数値の9桁」といった指定をする事も可能ですが、個別に設定すると誤りの元である。前述のモデル定義を指定する事で、データによって定義が違うといった事が無くなる。
※新規案件では、どのようなデータが必要になるのか全体を見渡し、モデルやデータの定義を行っていく。
モデル定義などから、このモデルを使用しているデータはどれか?プログラムはどれか?を探し出す機能が備わっている。
■プログラム定義
・データの定義が済めば、表形式やカード形式、両方備えた画面などに先程のデータを貼り付ける感覚で入力画面や表示画面を作る事が出来る。集計処理、帳票印刷などもMagicのみで作成、実運用が可能。
※他社がACCESSやVBで作ってメンテがままならなくなったようなシステムを上記機能を使い、Magicで一から作る事は多々ある。作る気にさせてくれるのがMagic。他社DBをデータ定義として取り込む事も可能。
改善してほしいポイント
毎日開発をしていると、もっとここを便利にして欲しいとか、こんな機能があったらいいのにと思う事がある。
どこにそういった思いを届けたらいいのかよくわかっていない。公式サイトに要望投書箱でもあるのか知らない。
開発者の集まりの掲示板には多いに助けられている。でもサポートするメンバーが現在少なくなってきている。
米国版にはMagic シングルユーザー無償実行版?といった物が過去あったのかもしれません。
SQL ServerなどExpressも活用させて頂いている。
開発者人口の増加やMagicが更に発展する戦略を練って欲しい。
今まで使った事がない会社様がMagicでの開発、システム納入を目指すなら、メーカーの有償セミナーも受けて、ユーザーフォーラム等で経験者の知恵も借りないと大活用は難しい気がします。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
大手汎用パッケージでは無理があるシステムをソースが無いながらも実データと画面や帳票と取らし合わせて分析し、Magicで一から作り直す事は多々あります。
PCでキーボード&マウスのシステムを使って頂き、入荷検品処理などはiPadやAndroidのタッチ操作でといった組み合わせの場合でも、Magicのみ、一つの開発手法で作成が可能。データ定義などもPCもiPadも共用。
検討者へお勧めするポイント
SQL文を書かずにDBアクセス可能。SQL文を書いて、高速な集計処理も実現可能です。
INSERT、UPDATEを兼ねたMagicの命令として、書き出しリンクは便利です。(UPSERT)
経験者からアドバイスを受けられないのなら容易にはいかないと思います。