非公開ユーザー
不動産賃貸|総務・庶務|20人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
マネーフォワード会計を使っているならベストかも知れません
請求書・見積書作成ソフトで利用
良いポイント
数年前からマネーフォワード会計・給与・マイナンバーサービスを利用しています。昨年中ごろからインボイス制度と電子帳簿保存法改正への対応を検討して来ました。電帳法については昨年年末に2年間の宥恕措置がなされましたため、各種・各社のインボイス・電子帳簿保存法対応のクラウドサービスを調べていますが一長一短の感がありました。こちらのマネーフォワード請求書はビジネスプラン内で使用出来ましたが活用しておらず、最近になってサービス内容を確認している次第です。基本は請求書の発行サービス単体の商品と思いますが、インボイス制度の要件はまだ充足していませんが、いずれ充足されるものと思われます。顧客管理は別の基幹システムを使っていますが、こちらから請求データをCSVで取り出し一括で請求書システムに取り込むことが出来ます。請求書の送付を相手先のメールアドレスを登録しておけばメールで相手先に届きURLを開いて相手方は請求書の内容を即座に確認することが出来ます。また送付は100件単位での一括送付(送信)も可能となっています。請求書のテンプレートも複数用意されていますので必要に応じて変更することが出来ます。
改善してほしいポイント
請求書について「単価×数量=品目の価格」となっており単価は必須となっています。ただ品目数が多数ある場合等別途明細の集計値を記載する場合単純に単価×数量ではないケースもありますので、品目の詳細として記載するしか対応が出来ないものとなっています。またインボイスに対応するにしても請求書の発行と受け取りは両方保存する必要があり、電子データであれば電子帳簿保存法に対応する必要がありますが、発行側は別サービスのクラウドBOXに自動保存されますが、受け取りについては同じマネーフォワードクラウド請求書同士以外は個別に対応するしかないようです。
また印影登録をしましたが、PDFでは登録できずJPEG等に変換してかつサイズ合わせが難しかったので登録後サイズがカスタマイズ出来るような仕様にして欲しい。また請求書発行で標準のテンプレート以外に別途明細を添付するような機能がないため、その場合は請求書をPDFでダウンロードし別途明細を個別に電子メール等で送信する必要がある。この場合クラウドBOXへ自動保管されないため、会計システムへは手動でアップロードして電子帳簿保存法に対応する必要がある。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
現在紙ベースの請求書を郵送や投函で請求先へ届けており、且つ請求書様式も複数存在する。2023年10月からのインボイス制度、2024年1月電子帳簿保存法宥恕期間終了への対応のため電子インボイスでの発行・保存が必須と思料しています。この中複数のクラウドシステムを検討していますが、新しいクラウドサービスを導入するには年間100万円単位の負担増となり二の足を踏んでいますが、少なくとも請求書発行側の電子化に特化したものであれば、現在使っているマネーフォワードクラウドビジネスプランの費用内で使えます。電子請求書は送信したら即座にクラウドBOXに保管され電帳法に対応します。また会計と連携させれば請求書の作成した段階で会計上の仕訳に自動登録されます。
現在請求書は約300件程発行していますので原則全てこちらのシステムを使って発行するようになれば、紙の発行・請求書への社印押印・郵送のための封入作業・郵送業務等が全てなくなります。
検討者へお勧めするポイント
マネーフォワードのビジネスプラン契約者については無料で使用可能(郵送分は別途課金発生)
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