非公開ユーザー
精密機械|社内情報システム(開発・運用管理)|100-300人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
どんどん進化するRPAツール
RPAツールで利用
良いポイント
「Power Automate」という表現では、Microsoft365のクラウドアプリか、デスクトップアプリなのかがわからないので今回は、デスクトップアプリについて記載します。
公開当初は、先行している他社RPA製品と比べてできることも少なく、実行時によく止まったりしていましたが、どんどんとアップデートを重ねて使えるようになってきたと思います。
最近の更新では、UI要素の事前のテストと修復機能が追加されて、以前はフローを動かしてみないと正しくUI要素が認識されるかどうかわからなかったことが、作成時に確認できるようになってきました。
UiPathなどでは、以前からあった機能ですが、これが搭載されたことでとても使いやすくなりました。
改善してほしいポイント
データテーブルに関係するアクションが相変わらず少ないので、この部分の機能を充実させていただくとさらに、初心者では使いやすくなると思います。
別の点としては、タスクスケジューラからフローを実行することが有償版でしかできないので、一工夫しないと定期的にフローを実行したりすることが出来ず不便です。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
基本的には、人がデスクトップ環境で実行することはやろうと思えば行えるようになっています。
しかし、人の操作をRPAで再現することはRPAの設計としては、あまりよくない(他の手段が採用できないときにやむを得ず行うレベル)です。
その点、外部のAPIとの連携を行って、Power Automate(デスクトップアプリ)から、別のシステムの操作をして、データを抽出することができ非常に助かっています。ひとがあるとどれくらいかかるかわからないような作業ですが、ほんの1分ほどで完了してしまいます。
また、最近はWeb上に公開されている貨幣ごとの為替データ(PDF)から必要なデータを抽出し、別のシステムのマスターデータを更新することも数十秒でできていますのでとても便利に使っています。
検討者へお勧めするポイント
頻繁にバージョンアップされていますので、定期的にアップデートされることをお勧めします