非公開ユーザー
専門(建設・建築)|社内情報システム(その他)|100-300人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
iPadにおけるIntune利用について
MDMツールで利用
良いポイント
iPadのMDM、MAMとしてIntuneを利用しております。
良いポイントとしては、MDMで制御できる内容が非常に細かく設定が可能です。同種のBCDMと比べるとパラメータが非常に多く、その分設計は大変ですが自由度は高いです。
Intuneポータルアプリを利用すると、O365アカウントでログインすることができ、Officeアプリに対してはSSOやPINコード入力を強制させる等のセキュリティ対応を実現することが可能です。
MS製品のため、AzureADの条件付きアクセスやAVDへの2要素認証適用などの様々な機能と連携することが可能です。
改善してほしいポイント
多機能ではありますが、Appleとの連携に難を感じます。
例えば、アプリ配信を行う場合はIntuneに取り込んだAppleの証明書を利用して、Intune→Apple→デイバスの経路でアプリを配信するのですが、これがかなりの確率で失敗したり時間がかかったりします。
ソフトバンク社のBCDMというMDMも利用したことがありますが、こちらで同じことをすると即時反映されますが、Intuneの場合は数時間かかったりもザラにあります。
MAMの機能としてアプリ構成ポリシーというものがあり、配信したアプリに共通設定を行える機能がありますが、こちらも非常に不安定です。何度もサポートとやり取りをする必要があるため、CSP等のサポートは手厚くして置いたほうがよいかと思います。
また、IntuneのポータルとしてEndPointManagerというものがありますが、こちらのUIは直感的でないのと、重複項目が多々あり、非常にわかりずらいです。
リモートワイプのログを探すのにも数分かかります。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
数千台のiOS導入に対して、一括設定が行えるため導入コストを削減できました。
M365ライセンスを保持している場合は、Intuneのライセンスも含まれているので他社製のMDM調達が不要となるので、コストメリットがあるのとサポートも1本に統括することができます。
検討者へお勧めするポイント
M365を利用している場合は1度は検討すべきだと思います。