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インフラ的にはブラックボックスな開発基盤
良いポイント
高速開発、ローコード開発、ノーコード開発というキーワードで頻繁にあげられる開発基盤であり、国内実績も多くなってきた。GUI で自分のイメージしたものを直感的にプログラミングできる点は優れていると思う。
Java やSQL がわからなくても開発ができるうえ、詳細設計書=GUI で出来上がった開発画面として提出も出来るので、取得難易度も低く、ドキュメントの均一化などもできる。
改善してほしいポイント
運用を行う上で、「開発環境」「検証環境」「本番環境」の3セットが必要となるが、開発環境が停止したときに、実際の開発を実施しているメンバーへの影響が大きい。通常のコード開発であれば、クライアントPC に開発を行うためのミドルウェア一式をインストールして動作確認までを行うことが出来るが、OutSystems の場合は動作確認を行う上では開発環境のサーバが必須なので、運用を行う範囲が広く感じる。
例えば、javaなどのコード開発であれば「本番環境」のみをシステムの監視対象とし、開発環境などは最悪翌日に復旧すればいい、というインフラでも問題なかった。OutSystems の場合は、すべての環境を監視/運用対象としなければ、開発者が多数いた場合に受ける工数へのインパクトが大きくなる。
また、運用面でトラブルが発生したときに対応するためのドキュメントがまだまだ少ないうえ、データベースを直接Updateしないと正常な状態に戻らないようなインフラトラブルも起こるため、OutSystems 側からすべての管理ができるようになるとより良いものになると思う。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
解決できた課題・具体的な効果
・開発の効率化。作りたいWebシステムのイメージをそのままGUI でコーディングでき、すぐに開発環境や検証環境にアップロードすることができる。お客様とのイメージ合わせが行いやすく、認識の齟齬が減った
課題に貢献した機能・ポイント
・GUI ベースの開発ツール。基本的にコードを書くことがない。
・作ったアプリケーションの動作をお客様にすぐに確認いただける。