ITreviewによるConnect Secure紹介
【製品情報】Pulse Connect Secure
Pulse Secure社が提供する"Pulse Connect Secure”。多様化するざまざまな端末から、社内ネットワークやクラウドへの安心なリモートアクセスを実現します。外出先から拠点となる社内リソースやアプリケーションにアクセスできるとともに、それらをデバイスにインストールするソフトウェアは必要なく、ブラウザ上での管理が可能となります。業務効率化に効果的なエンタープライズモビリティ管理におけるプラットフォームを統合することにより、機密性の高い企業インターネットのセキュリティレベルを向上し、各デバイスの管理を合理化できます。
現在、企業インターネットは社内のみならず社外にも拡大しており、ノートPCやスマートフォンなどのデバイスを用いたネットワークの構築は、業務効率化や作業者の生産性向上に欠かせない要素と言えます。Pulse Connect Secureでは、こうした多様化するデバイスの利用に柔軟に対応できるセキュアなVPNを提供することにより、アクセス保護だけでなくインターネット管理全体をサポートしています。
VPNによるリモートアクセスは、大規模なインターネット環境を基盤とする企業において、セキュリティ体制の強化やスムーズな業務運営にプラスとなるでしょう。
Pulse Connect Secureの主な特長は、次の通りです。
・アプリケーションやクラウド環境におけるセキュアな通信
・強力な認証
・コンプライアンスを細かく制御
・幅広いデバイスで使いやすいコンソール
・クライアント不要のアクセス
・ホストチェッカーによるセキュリティポリシーの統合
・細かなログ記録
・2万社以上に1,800万以上のエンドポイントを提供
・海外拠点からのリモートアクセスが可能
ビジネスにおける包括的なITソリューションを提案するPulse Secure
世界の20,000社以上にセキュリティソリューションを提供するPulse Secure。アメリカのカリフォルニア州サンノゼに本社を置き、2014年からジュニパーネットワークス社よりSSL-VPN事業を継承しました。従来のネットワークをより安全かつ効率化するために、モノ、サービス、デバイス向けの包括的なハイブリッドITを実現しています。リコーを始めとする世界のリーディングカンパニーが採用するなど、企業および多数のサービスプロバイダーがPulse Secureによるセキュリティアクセスを導入しています。
また、ネットワークにおけるセキュアアクセスを重視した総合的なサービス"Pulse Access Suite”や、迅速かつ信頼性の高いアプリケーションやサービス配信に向けた仮想ADCサービス"Pulse Secure vADC”など、コンプライアンスを確保しながら柔軟なアクセスができるソリューションを提供しています。
幅広いアプリケーションに対応するアクセス方式
Pulse Connect Secure最大の利点といえるのは、あらゆるデバイスからさまざまなアプリケーションに安全にリモートアクセスできる点といえるでしょう。暗号化通信による安全性の向上だけでなく、目的に合わせて3種類の最適なアクセス方式が利用できることにより、アクセス効率を向上します。
Webブラウザアクセス
ブラウザからWebベースのアプリケーションを利用できる。HTML5対応ブラウザであれな、クライアントレスで社内デスクトップへリモートアクセスが可能。
SAM
Webベースのアプリケーションに加えて、グループウェアやメールなどのアプリケーションも利用可能。
VPNトンネリング
ほとんどのアプリケーションで利用可能。
ハイブリッドなIT環境に必要なものを全て装備
安全かつ正確なデータ送受信に不可欠な、強力な認証機能を装備しています。基本的な"2要素認証”をはじめ、クラウド上のシングルサインオンを実現する"SAML2.0”、データの盗み見を防止する公開鍵基盤を用いた"PKI””デジタル証明書”などにより、情報漏えいやハッキングなどのリスクを低減します。
デバイスからのアクセスについては"ホストチェッカー”機能により検疫が実施されるため、企業セキュリティの要件を満たさない端末からの接続は自動的に拒否します。端末のファイルやレジストリの情報など、独自が定めたルールでの検疫が可能です。
その他にも、いつ誰がなにを行ったかを把握するためのログ記録や、リモートアクセスで使用した端末のファイルやIDパスワードなどのキャッシュの自動削除機能など、社外アクセスからでも安全に利用できる機能を装備しています。
さらに、Active Directory”"LDAP"などのディレクトリサービスとの連携も可能です。ネットワーク内のアカウントの一括管理が可能となるため、PC環境の均一化や管理者の作業負担を軽減に役立てられるでしょう。
導入方法
導入にあたり、まずはWindowsおよびMacOSなどの対応可否を確認し、管理者の権限を持つユーザーによりVPNの設定を行います。Pulse Secureの公式Webサイトから”Pulse Connect Secure”をダウンロードしましょう。認証パスワードを設定すると接続用のプログラムがインストールされるため、設定したパスワードを入力してログインします。そのままインストーラが表示されるため、表示される項目に従いセキュリティやコンプライアンスの設定を行うと、VPN接続が可能となります。初回のアップデートでは、ダウンロードやインストールに3分ほどかかります。