Red Hat OpenStack Platformの製品情報(特徴・導入事例)

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ITreviewによるRed Hat OpenStack Platform紹介

 Red Hat OpenStack Platformとは、業界標準のハードウェアからリソースを仮想化し、クラウド化と管理を行うことで、ユーザーが必要なときに必要なものにアクセスできるようにするクラウドコンピューティング・プラットフォームです。プラットフォームに統合されたクラウド管理ツール、コンプライアンス準拠を支援するRed Hat CloudForms、認定 OpenStackパートナーのエコシステムを活用したカスタマイズ、Security-Enhanced Linux(SELinux)など主要なセキュリティ機能のほか、OpenStack と一緒に使えるRed Hat Ceph Storageが利用できます。導入企業の業界/業種は多岐にわたります。

Red Hat OpenStack Platformの満足度、評価について

Red Hat OpenStack PlatformのITreviewユーザーの満足度は現在3.8となっており、同じIaaSサービスのカテゴリーに所属する製品では17位、となっています。

バッジ 満足度 大企業 中堅企業 中小企業
- 3.8 3.9 - 3.0
レーダーチャート 価格 使いやすさ サポート品質 導入のしやすさ 機能への満足度 管理のしやすさ
4.4 4.2 4.4 3.1 4.4 3.0

※ 2025年09月05日時点の集計結果です

Red Hat OpenStack Platformの機能一覧

Red Hat OpenStack Platformは、IaaSサービスの製品として、以下の機能を搭載しています。

  • CPUの選択

    インスタンスで利用する仮想CPU(vCPU)のコア数、ソケット数を選択、指定する

  • メモリの選択

    インスタンスで利用するメモリ容量を選択、指定する

  • オートスケーリングの設定

    インスタンスのリソース使用量増減に合わせ、自動的にスケールアップ/スケールダウンする

  • GPUグラフィックス機能の追加

    高性能グラフィックスを必要とする場合、インスタンスにGPUグラフィックス機能を追加できる

  • HPC(ハイパフォーマンス コンピューティング)クラスタの選択

    科学技術演算、並列処理など高性能計算環境を利用する場合、HPC(ハイパフォーマンス コンピューティング)クラスタを選択できる

  • ストレージ容量の選択

    組み込みのインスタンスストレージの容量を指定する

  • ストレージの選択、追加

    インスタンスと同時に使用するブロックストレージ、ファイルストレージ、またはオブジェクトストレージ(AWS S3、Azure BLOB Storageなど)が追加できる

  • ネットワークの選択

    インスタンスにアクセスするためのネットワーク帯域を指定する

  • 静的IPアドレスの選択

    特定のIPアドレスを固定的に利用する場合、静的IPアドレスを選択できる

  • ベアメタル

    クラウド事業者が提供する特定のハードウェアを専有して利用する

  • オペレーティングシステムの選択

    インスタンスで利用できるオペレーティングシステム(OS)を選択する。Windows Serverや各種Linuxディストリビューションが用意されている

  • ミドルウェアの選択

    IaaSサービスのインスタンス上で利用することを想定して設計されたミドルウェアを選択する

  • アプリケーションの選択

    IaaSサービスのインスタンス上で利用することを想定して設計されたアプリケーションを選択する

  • リージョン選択

    クラウド事業者が全世界で展開するデータセンターのリージョン(地域)を選択できる。例えば、ディザスタリカバリーを想定してサイトを冗長化、またはバックアップを実施する場合、日本国内のリージョンと海外のリージョンを選択し、インスタンスを設置する。日本国内に東西のリージョンを用意するクラウド事業者もある

Red Hat OpenStack Platformを導入して得られた効果やメリット

ツールは導入するだけでなく、その後どんな影響があったのかが一番重要となります。 では、Red Hat OpenStack Platformを導入することでどんな効果や、メリットがあるのでしょうか?実際に投稿されたレビューからその一部をご紹介します。

    非公開ユーザー

    情報通信・インターネット|研究|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 分からない

    企業所属 確認済
    投稿日:

    サーバを集約でき、コストや運用負荷を下げられました

    IaaSサービスで利用

    良いポイント

    まずOSSのため基本的には無料で利用できるという価格面での大きな強みがあります。また、今までは物理サーバに直接インストールしていたアプリケーションも仮想サーバの形で集約することで、サーバの購入台数が減ったり、物理サーバの台数減少に伴い運用負荷も下げることができるというメリットがあります。

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    非公開ユーザー

    情報通信・インターネット|システム分析・設計|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 分からない

    企業所属 確認済
    投稿日:

    CloudStackに比べ利用しやすく、リソース利用を最適化

    IaaSサービスで利用

    良いポイント

    弊社ではcloudstackやvCD等のオーケストレーターツールを利用しているのですが、正直OpenStackが一番利用しやすいと個人的には思います。デザインや操作がシンプルで使いやすいのはもちろんですが、クラスタ間のマイグレーション機能があったり、ドキュメントも充実している点を考えるとOpenStackが一番だと考えています。

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    非公開ユーザー

    ソフトウェア・SI|社内情報システム(CIO・マネージャ)|1000人以上|IT管理者

    企業所属 確認済
    投稿日:

    ビジネスを阻害する要因を排除できる可能性のあるサービス

    IaaSサービスで利用

    この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?

    世の中で広く利用されている事もそうですが、メガベンダーに頼らない独自の環境を構築できる所が魅力です。初心者でも比較的簡単にクラウド環境を準備できるプラットフォームです。

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Red Hat OpenStack Platformの詳細
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