非公開ユーザー
繊維工業|社内情報システム(開発・運用管理)|300-1000人未満|IT管理者
外出や出張が多い社員から重宝されています
リモートアクセスツールで利用
良いポイント
コロナの影響でテレワークや、実際罹患した社員が待機期間で出社できない状況で、非常に重要な役割を果たしました。
特に、リモートでPCを利用する場合に、仮想デスクトップと比較を行いましたが、既存のリソース(PC)を有効活用できるため初期コストを大幅に抑えることができ、かつ利用者も普段使っているデスクトップをそのまま利用することができることから開始時の負担を少なくすることができました。また、自宅のPCや出張先にあるPCからブラウザ経由でアクセスすることもできるため、急遽アクセスが必要となった場合も、IT部門がPCにエージェントをインストールすることで、業務を継続することができました。社員の自宅PCは、ウィルス対策がきちんとされていないケースもあり、VPNソフトを使い接続する場合と比較しても、セキュリティ的なメリットもあったと感じています。
改善してほしいポイント
接続先PC(会社PC) が2画面利用しており、かつ接続元PC(自宅PC) も2画面利用していたとしても、マルチモニターで利用することができない。接続元PCの1つのモニターに2画面表示するマルチモニター/マルチビューアの機能があるが、接続元PCのサイズが小さい場合、複数画面表示すると画面が小さく、見にくい。
Windowsログイン前にRemoteViewで1度ユーザ/パスワードを入力するが、その後Windowsのログインも行う必要があるため、出来ればユーザ/IDの入力回数を減らしてほしい。
それ以外は、使用当初と比較して、随時機能が増えていることから、常に改良するような開発体制が整っているように思いました。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
RemoteViewを利用することで、コロナ期間中のテレワーク率を7割以上にすることができました。
月額払いや年払い契約であったため、テレワーク率が下がった際に、利用しなくなったユーザの契約を終了することでコストの最適化ができ、不要な投資を抑えることができました。
海外出張時は、モバイルWi-Fiを利用していましたが、現地法人のオフィスにあるPC等を利用することで、通信費の削減にもなっています。
管理者視点で言えば、何かあれば端末に入ることもできますし、ユーザと同じ画面を見ながら確認ができるため、ヘルプデスク対応も容易に行えています。