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ソフトウェア・SI|開発|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 無償利用
CentOS後継の正統派OS
OSで利用
良いポイント
タイトルにもあるとおり、おおよそ日本だけでなく世界でもっとも使われている商用Linux(RetHat)のフリー版正統後継OSです。
RockyLinux自身はまだ提供されて間もないですが、前身であるCentOSはこれまで開発環境としてたくさん利用してきました(自分のLinux学習用途に始まり、仕事上の開発標準プラットフォームとして)。
OS方針(商用Linuxの筆頭株であるRedHatの後方互換)として安心してCentOSを使ってきたのが去年逆となり、今後の開発OSはどうしようか迷って、コレ(RockyLinux)を選定して使っています。
RHELの最新が8.6ですが、1カ月足らずで同VLに対応したRockyLinux8.6も公開されたため、安心してRHEL互換OSとして使えることを実感しています。
顧客環境としてはRedHatを導入していますが、開発まで流石に有償製品を入れることが難しい(だが、互換性の高い無償の開発環境が欲しい)開発ベンダーもしくは自社開発チームにうってつけのOSです。
改善してほしいポイント
おおよそ望んでいることは満たされているので際立った不満はありませんが(RHEL最新VL公開から追っかけで同VLの公開されるスピードも満足しています)、あえていうなら「旧OSの提供(RHEL7系)」もしていただけるととてもうれしいです。
※現状最新のRHEL8互換として公開されていますが、未だにRHEL7=CentOS7も根強く残ってるので。
旧OSも公開されることで、最新RHEL8また既にリリースされたRHEL9とともに「開発環境の標準化(RHEL互換開発環境はRockyLinux一択で揃えられる)」がすすむため、開発・保守・運用作業の品質確保、後輩へのノウハウ伝授がすすむと思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
良いポイントにも書いてしまいましたが、商用Linux最老舗(大手)のRedHatEnterpriseLinuxの互換OSであることです。これまではCentOSがソレでしたが、方針がかわり「RedHatの先行機能検証」の位置づけとなったため、RHEL互換の開発・保守環境としてはまったく使えなくなりました。私の担務プロジェクトでは同Linuxのアプリ開発を実施しているため、コスト増とならず、また高いRHEL互換環境の準備が必須であるため、CentOSに変わるもの(無償で互換性が高いLinux環境)を検討していたところ、RockyLinuxへの切り替えを実施したところです。
これによって、CentOS利用時代と同様に、無償でかつRHEL互換性を担保したまま開発・保守環境の維持ができているため大変助かっています。
検討者へお勧めするポイント
高いRHEL互換性と何より正当なCentOS後継(CentOSの創設者が本ディストリの創設者です)であることです。