非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|営業・販売・サービス職|20-50人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
ISMS審査などで大活躍!外部説明での納得感が高い
セキュリティアセスメント,セキュリティ運用・監視,セキュリティ意識向上トレーニングで利用
良いポイント
自社製のセキュリティ系のSaaSを提供する立場として、ISO27001に加えて27017(クラウドセキュリティ)の認証でもSecureNaviを活用しています。SecureNaviの一番よいポイントは、規格の要求事項を「自社の運用」に置き換えて管理できることです。
必須文書のバージョン管理や文書に連動した年間計画により、年次タスクが担当者へ自動でリマインドされるので、少人数の委員会でも抜けが出ません。
27017の追加取得時も、クラウド固有の管理策やCSP/CSCのベースライン分析が用意されており、既存の運用に上乗せする形で対応できました。導入時の相談や運用の見直しにも丁寧に応えてもらえ、審査前の不安が小さくなります。ツールに合わせて運用を作り替えた結果、「人が増えても運用を継続できる仕組み」に近づいたと感じています。
改善してほしいポイント
基本的には満足していますが、使い込むほど細かいところが気になってしまう、という点かなと思います。
一つ目は全体のつながりの見えにくさです。組織の状況・資産・リスク・ルール・文書が互いに連動しているのは強みですが、慣れるまでは「ここを変えるとどの画面とどの文書が自動で更新されるのか」がイメージしにくく、変更の影響を確かめながら進めることになります。関連先が画面上で見えると、担当者が交代しても安心して触れます。
二つ目は内部監査機能です。毎年質問事項を一覧から選ぶ運用だと確認できていない管理策が残りやすく、年をまたいだ網羅状況をツール側で追える仕組みがあると審査での説明が楽になります。
個人的には実務的に支障が出ているレベルではないですが、議事録のエディタがもう少し使いやすいと助かるなとも感じています。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
導入前は、文書・資産・リスク・年間計画をExcelと共有フォルダで別々に管理しており、審査前になると最新版の突き合わせと未実施項目の確認を集め直す作業が毎回発生していました。SecureNaviに集約してからは、その「集め直し」がなくなり、月次の委員会と日々の登録だけで審査に臨める状態になっています。
具体的には、ISMSの責任者の稼働を実測したところ、通常月の運用は週3〜4時間程度に収まり、審査対応期でも週10時間弱で維持審査を通過できました。少人数でこの水準に収まっているのは、確認の順番と期限がツール側で決まっているからだと考えています。
検討者へお勧めするポイント
ISMSの担当が少人数、あるいは他の業務と兼務している会社にこそ向いていると思います。当社も専任者を置かずに運用していますが、年間計画のタスクが期限前に担当者に通知され、月次委員会の確認項目がテンプレートで固定されているため、「誰かが覚えていないと漏れる」状態から抜け出せました。
これからISO27001を取る会社には、Excelでの管理を一度捨てて、最初からSecureNaviの構造に運用を合わせることを勧めます。組織の状況・資産・リスク・ルール・文書が連動しているため、自社の様式を持ち込むより、ツールの流れに沿って作った方が後の維持が楽になります。慣れるまでは変更の影響範囲が見えにくいので、初期にサポートに相談しながら一巡させると、その後は自走できます。