非公開ユーザー
その他製造業|ITアーキテクト|100-300人未満|IT管理者
ファイアウォールの内側からサイト間VPN
VPNソフトで利用
この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
VPNと言うと、外部ネットワーク接点(インターネット接続ルータ等)の機器に実装されているイメージがありますが、本製品は、ファイアウォールの内側にあるローカルIPアドレスを割り振られているマシン上にクライアント、もしくは、ブリッジをインストールし、外部のサーバと通信します。
ソフトウェア製品なので、WindowsやLinuxといった一般的なOSが導入されたマシンがあれば、それらに、クライアント、ブリッジ、サーバといった機能をインストールすることで、VPNの構築が行なえます。
L2 VPNが基本ですが、仮想L3スイッチの機能もあるので、L3 VPNの構築も可能です。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
特にありません。
製品自体は非の打ち所がないような出来なのですが、構築する際には、それなりのスキルが要求されます。
ホームベージ上に代表的な構築例、設定例(チュートリアル的な)が掲載されていますが、若干、わかりにくい印象があります。
誰にでも、とまでは言いませんが、設定の意味等を含め、もう少し、わかりやすい解説があると良いと思います。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
クラウド化のトライアルとして、基幹でない社内システムをクラウドサーバに載せて評価中ですが、そのVPN接続(社内-クラウドサイト)に使用しています。
当初、VPNルータの導入も考えていましたが、本製品のおかげで、その分の費用を節約できています。
(一抹の不安がありましたが、思いの外、安定しています。)
現在はL2 VPNですが、クラウドサイトにサーバが増えたら、L3 VPNに変更予定です。
検討者にお薦めするポイントがあれば記入ください
多少のスキルは必要ですが、それほど難しくもないので、少し勉強すれば、構築可能と思います。
ただ、ファイアウォール耐性が高い(ファイアウォールを抜けやすい)ので、野良VPN(?)が増えないよう、注意が必要かと思います。