非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|プロジェクトマネージャ|300-1000人未満|ビジネスパートナー|契約タイプ 有償利用
帳票作成エンジンとして秀逸な定番ソフト
帳票作成・帳票管理ツールで利用
良いポイント
SVFの良いところは、このソフトを利用して帳票作成をしたいベンダにとって、非常に柔軟であることです。
帳票自体は、フォームとCSV(XML)データをコマンドライン引数で渡せば作成できます。これは開発者にとって敷居が低く、簡単に実装できます。また、例えば.NETやJavaから直接API呼出して密な実装をしたいという要望にも、そのライブラリが提供されており対応可能です。
そして何より、API Plusを利用すれば、WindowsフォームやWPFで実装した画面にSVFで作成した帳票を表示できますので、簡単にプレビュー画面や確認画面が実装できます。
また、これまで導入したシステムでSVFに起因する異常が発生したことはありませんので、非常に安定している点も安心して使える良い点だと思います。
改善してほしいポイント
改善してほしい点は価格ですね。帳票サーバを冗長化(2台に)した場合、両方で帳票作成する利用形態(Active-Active)では、2サーバにライセンスが必要になるのは理解します。
しかしながら、例えばVMHA構成で、仮想サーバ1台でだけ帳票作成するものの、そのホストコンピュータが冗長化されており、(稼働系のホストコンピュータが故障した場合は、待機系のホストコンピュータに仮想サーバが移動するわけですが、)この構成では、まず2台同時に稼働することはないにもかかわらず、待機系ライセンス(稼働系の50%)がかかってしまいます。これは改善していただけますと助かります。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
他社の帳票ソフトからSVFに変更しましたが、帳票が100種類ほどありましたので、この帳票フォーム作成の工数を如何に生産性を上げて実施するかがプロジェクトのポイントでした。しかしながら実際作成してみるとデザイナツールが使いやすく、効率よく帳票フォームを作成でき想定の1/3の工数で作成できました。
また、帳票作成機能も業務アプリに柔軟に組み込むことができましたので、計画時より開発生産性が向上し、開発工数も圧縮できました。
なお、業務アプリに組み込めたことで、業務が効率化し、帳票印刷にかかる時間が半減しました。
検討者へお勧めするポイント
数十種類以上の帳票を使うなら、他製品よりコストメリットが期待できます!