Trend Micro Apex Oneの製品情報(特徴・導入事例)

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Trend Micro Apex Oneは、実績のある技術とAIを融合した、ウイルスバスターコーポレートエディションの後継となる中堅・大企業向けのエンドポイントセキュリティ製品です。

実績のあるエンドポイント保護機能、AI(機械学習型検索)や振る舞い検出に代表される先進的なNGAV(次世代型アンチウイルス)機能、Web脅威対策、脆弱性対策、情報漏えい対策等総合的な保護機能に加え、EDR/XDR機能(オプション)、当社の豊富な脅威インテリジェンスのスムーズな連携を通してエンドポイントに求められる機能を提供します。

従来型の検知技術だけでなく、次世代アンチウイルス(NGAV)機能も豊富に提供しており、未知の脅威対策にも効果を発揮します。

ITreviewによるTrend Micro Apex One紹介

 ウイルスバスター コーポレートエディション XGとは、AI技術と実績の高い技術を融合したエンドポイントセキュリティツールです。Trend Micro Smart Protection Networkによる最新の脅威情報を利用し、AIによる機械学習型検索を対策技術に融合することで、ランサムウェアや高度な攻撃への防御率を高めます。Trend Micro Control Managerでの管理・可視化やDeep Didcoverry Inspectorのサンドボックス機能連携など、製品連携で自社にあったセキュリティ環境を構築することができます。業界を問わず、さまざまな企業に導入されています。

Trend Micro Apex OneのITreview最新受賞実績

※Grid Awardの受賞実績は「総合部門」での受賞結果のみ表示しています

Trend Micro Apex Oneの満足度、評価について

Trend Micro Apex OneのITreviewユーザーの満足度は現在3.7となっており、同じEDRのカテゴリーに所属する製品では21位、セキュリティソフトのカテゴリーに所属する製品では26位、振る舞い検知ソフトのカテゴリーに所属する製品では7位、となっています。

バッジ 満足度 大企業 中堅企業 中小企業
- 3.7 3.4 3.8 3.7
レーダーチャート 価格 使いやすさ サポート品質 導入のしやすさ 機能への満足度 管理のしやすさ
3.4 3.9 3.5 3.6 3.9 3.9

※ 2025年09月16日時点の集計結果です

Trend Micro Apex Oneの機能一覧

Trend Micro Apex Oneは、EDRの製品として、以下の機能を搭載しています。

  • 端末の挙動記録

    エンドポイント端末にセンサーを常駐させ、ファイル操作やネットワーク接続、レジストリ情報、イベントログ、各種プロセスといった端末の動作情報を監視して記録する

  • クラウド脅威情報基盤による脅威分析

    EDR提供ベンダーが提供するクラウド上のインテリジェントプラットフォームによる脅威の分析を行う。インテリジェントプラットフォームとはEDR提供ベンダーが持つ脅威情報基盤をベースに日々の脅威情報がリアルタイムに集積されており、これらの情報に基づく最新かつ未知のリスクを分析できる

  • マルウェア解析

    エンドポイントのモニタリングにより蓄積したログをアンチマルウェアエンジンにより解析し、マルウェアの可能性がある挙動を検知する

  • 不正プログラムや不正侵入の解析

    「YARA(不正プログラムの特定・分類に用いられるオープンソースのツール)」や「Open IOC(IOC:Indicators of Compromise/脅威侵入の痕跡を定義するデータ規格)」などのルールに基づいた調査を行い、不正プログラムや侵入の痕跡を発見する

  • インシデント詳細解析

    さまざまな解析機能により検知された疑わしいプログラムやプロセスを、さらに詳細に解析する。例えば、サンドボックス(システムと切り離された仮想環境上で動作させて解析を行う)などが実装されている

  • マルウェア検知

    エンドポイント端末(PCなど)に対して、マルウェアとして報告されているファイルやハッシュ値に基づき検索を行うことで、マルウェアが存在するPCなどを特定する

  • アラート/警告

    エンドポイント端末でのマルウェアの発生、感染や侵入などを検知した場合に、ユーザーや管理者に警告する

  • ファイアウォール

    外部からの攻撃やマルウェアの脅威からエンドポイント端末を守る

  • ソフト自動更新

    ビジネスで使われることの多い代表的なアプリケーションソフトを、バックグラウンド処理により強制的に最新版に更新する

  • システム制御

    感染や侵入が検知された場合、インシデントが解決されるまでネットワークの切断やアプリケーションソフトの非アクティブ化などを行う

  • プロセスの自動停止

    マルウェアの疑いがある挙動を検知した場合に、該当するプロセスを自動停止する

  • インシデントレポート

    ネットワークやインフラに関連する傾向と脆弱(ぜいじゃく)性のレポートを作成する

  • 管理コンソール

    利用者端末(エンドポイント)のログ情報を解析・分析した結果などを、Web画面などで一元管理する

Trend Micro Apex Oneは、セキュリティソフトの製品として、以下の機能を搭載しています。

  • マルウェアスキャン

    各種デバイスやブラウザ、ネットワークをスキャンし、ウイルスの場所を特定し、ユーザーまたはIT管理者に警告する

  • 継続的なスキャン

    エンドポイントを常にスキャンし続け、脅威の発生源を特定することにより、システムの安全性を維持する

  • ファイアウォール

    ネットワークトラフィックを監視/フィルタリングすることにより、セキュリティを強化する

  • Webの保護

    有害なWebサイトなどへのアクセスを無効にしたり、マルウェアのダウンロードを実行させないようにブロックする

  • メール保護

    迷惑メールやフィッシング攻撃、添付ファイル内のウイルスなどを検出/識別し、スパムフォルダや隔離された領域に移動させる

  • 自動アップデート

    プログラムやウイルス定義ファイルなどを自動的に更新し、システムを常に安全な状態に保つ

  • クロスプラットフォーム対応

    企業が包括的なセキュリティ対策を行えるよう、さまざまな種類の端末やサーバ、アプライアンスといった幅広いコンポーネントへアンチウイルス機能を提供する

Trend Micro Apex Oneを導入して得られた効果やメリット

ツールは導入するだけでなく、その後どんな影響があったのかが一番重要となります。 では、Trend Micro Apex Oneを導入することでどんな効果や、メリットがあるのでしょうか?実際に投稿されたレビューからその一部をご紹介します。

    非公開ユーザー

    医薬品|開発|100-300人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済
    投稿日:

    ウイルス対策の定番

    セキュリティソフト,EDRで利用

    良いポイント

    様々な脅威(ランサムウェア、ファイルレス攻撃等)について自動的に検出し対応するため、セキュリティ対策に神経を使う必要がなくなりました。自動でアップデートされるのも非常に助かります。ウイルス対策のソフトとしては長年の歴史があることも安心できる一つです。

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    非公開ユーザー

    自動車・自転車|開発|100-300人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済
    投稿日:

    もしもの時のためのお守りソフト

    セキュリティソフトで利用

    良いポイント

    普段は右下のタスクバーにひっそりとあるだけで邪魔にならない。パソコンの動作が重くならないところが良い。
    うっかり変なメールを開いてしまった場合などにちゃんと警告し拒んでくれたため助かります。アンチウィルスソフトが入っているから大丈夫ではなく普段からの意識が一番大事。

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    非公開ユーザー

    総合(建設・建築)|経営・経営企画職|100-300人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済
    投稿日:

    インストールによる不具合が少ないように思います

    セキュリティソフト,EDRで利用

    良いポイント

    20年以上利用し続けた某老舗ソフトウェア会社の相次ぐ買収によって、サポート契約自体に不安を感じての乗り換えをしたのがTrend Micro Apex Oneでした。懸念していたコンテキストメニューにウイルス検査も実装されており、動作が乗り換え前より軽くなったのを実感したばかりか、インストールによる不具合や他のソフトウェアとの相性に問題がないのが評価できる点と思っています。

    続きを開く
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