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サーバー仮想化のvSphereとの相性は抜群
ストレージ仮想化ソフトで利用
この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
・これまで仮想化環境を利用する上でほぼ必須となっていた共有の外付けストレージを不要とすることができ、サーバー筐体+NWスイッチのみでのスッキリとした構成を取ることが可能になる
・仮想マシン単位で細かなSLA(RAID1, RAID5, RAID6)などを設定することができ、従来のHWストレージレベル側でのRAID構成を気にする必要がなくなっている
・HCIという比較的新しいカテゴリを支えるためのストレージ仮想化という機能ではあるが、これまでのvSphereをベースにした知識がいかせるため追加の学習コストを最小に留めることができることも大きなポイントと言える。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
・サイジングの指標となるようなサイジングツールの提供などがあれば必要なHWスペック(SSD/HDDの1本あたりの必要容量など)を算出しやすい
・vSAN自体はvSphereのカーネルに組み込まれて提供されるため、vSANの新機能を使用したい場合にvSphere自体のアップデートが必要となる
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
・スケールアウトでのパフォーマンス/容量の増加をオンラインで行うことができるため、現行機器の老朽化による機器入れ替え作業時にも迅速なリプレイスを行うことが可能
・キャッシュ領域として自動的にSSDを利用する仕組みのため、HDDの搭載本数でパフォーマンスを稼ぐような細かいIOPS設計から離れることができる
検討者にお薦めするポイントがあれば記入ください
すでに従来型の外付けストレージ運用によるvSphereサーバー仮想化を導入されていて、HCI製品への乗り換えを検討しているような場合には、筆頭に検討/評価する価値のある製品かと思います。その際にはvSANとしてのHWコンパチビリティの取れた構成を取る必要があるため、その点には気をつけながら各メーカーや販売店と連携して間違いのない構成を取ることをオススメします。